はじめて行った国はインドでした。3。 | ボディーワーカー小笠原和葉オフィシャルブログ

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ココロとカラダに安心を再教育していく『プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド』を主宰、また横浜市都筑区、緑と光があふれるボディーワークスペース『BodySanctury(ボディ・サンクチュアリ)』でクラニオをベースとしたオリジナルのボディーワークを施術しています。

カテゴリーにまとめました。


子供が産まれると、
自分以外の子供に対しても特別な、以前とは違う感情を抱くようになる。

夫は、私が妊娠したとたんに、
それまで近所の子供が道路の真ん中で遊んでいると
「まったく~危ないよ・・怒
と渋い顔をしていたのが、
「きみたち~あぶないよ~ラブラブ
ああ、どの子もかわいく見えるねえラブラブ
と激変して驚いたものだ。
車の後ろの「赤ちゃんが乗っています」ステッカーも、見るたびに
「乗ってるからナンだ」
と言っていたのが
「赤ちゃん乗ってるって!ニコニコ
とうっとりと何かを想像しながら言うように。
その単純さは世界を救うよ

以上余談でした。

話が重くなって来たので、時折こういうのを織り交ぜないとやって行けない感じ。


なにしろ、新生児や乳児を世話していると、腕に抱いて見つめているだけの時間が
長くなるものだから(授乳とか)、ついついその顔を眺めながらいろいろなことを
考えてしまう。

その死んだ友人の名をTとする。
彼は、子供が大好きで日本にいるときもほとんどボランティアで
子供たちにサッカーを教えたりしていたし、
インドでは子供たちに歓迎の儀式でレイをかけてもらったときなど
その様子に胸が詰まって泣いてしまった程だった。
(帰ってからも様々なことを思い出し、よく一人で部屋で泣いていたと言っていた)
それくらい子供好きで、柔らかい心を持った人だった。
その彼は、確かまだ1歳半の、かわいい盛りの娘を残して突然死んでしまった。

これは一体どういうことなのだろう。

そして、ブラジルに派遣されていたが、日本に一時帰国した
件のヒロさんに、私の混乱した頭の中をようやく話し、ようやくインドの写真を
見返せるようになって来た頃、
また彼も死んでしまった。

これは一体どういうことなのだろう。

あの鮮烈な経験を、まだ自分の中のどこにも落ちていない経験を、
シェアできる人がいなくなった。
その他のメンバーも、なぜか海外にいたり、交流がなくなったりしていた。

混乱して、チャネラーの友達に聞いてみると、それが学びなのだという。

私の学びのために彼らは死んだと言うこと?
別にこんなことから学ばなくていい。

そんな混乱が、記憶から薄れて行く頃、
娘が産まれた。

娘を抱きながら不意に思い出し、差し込まれるような鋭い痛みを覚えたのは、
「Tは無念だっただろうな」ということ。



このブログを書くにあたってヒロさんの資料を振り返っていたら、
派遣先のアマゾン(本屋ではない)の教会から送られて来たニュースレターがあった。




<平和な時>

ミサのあと、若い修練者が年老いたイルマン(シスター)と手をつないで帰路を行く時、

ある小さな共同体でミサ中、母親が赤ん坊に授乳しつつ、み言葉をあやしながら聞いている時、

さらに聖変化でご聖体に夕焼けの光がちょうど当たって光り輝いている時、

ミサ中、知的障がいをもったある女性がモレーナ(褐色の混血)のキューピーちゃんを抱えて入ってきて、祭壇に上がり、司祭の横について祈り、誰もそれをとがめず、その瞬間を当たり前のように皆が受け入れてくれている時、

同じく平和の挨拶で、子どもたちがたくさん祭壇にまで上がって来て、司祭たちとハグし合う時、

このように主の食卓のしるしである祭壇が全ての人の中心にあるということを、また最も近くにあるということを悟らされる時、

青年たちとサンバを汗だくになって踊っている時、

貧しいお年寄りの乞食を励まして、笑い合った時、

汗だくになってミサが終わって、小さなお嬢さんが冷たい一杯の水をくれる時、

説教も司式も今日は下手だったと自己嫌悪に陥って、落ち込んでいるところを老婦人にハグされ、キスされ、その母性愛に心が癒される時、

ゆるしの秘跡で泣きながら告白する老婦人を手をとって励まし、「今からまた生まれ変わりますよ、いつもイエスさまに希望を持って!」しわだらけの泣き顔が可愛らしい笑顔に変わった時、

神学校で神学生とミサを捧げ、彼らの叙階の日をひそかに祈り、その後の夕食で話が弾んで、盛り上がる時、

青年の召命練成会で司祭の生き方の難しさ、素晴らしさをまた、宣教師のつらさも喜びも分かち合え、一緒に日本で宣教しよう!と誘う時、

日本からの手紙やメールから大きな励ましと温かさに胸が一杯になり、つい涙ぐんでしまう時、

呼吸のたびごとに大地のエネルギーを感じ、新年をさわやかな風と共に迎える時、

皆さま、2007年が平和と愛に満ちた年でありますように、

心を込めて投げキスを送ります。

ベルナルド石川裕之




2007年が、と書かれているから今から6年程も前のものになると言うことか。
ヒロさんはどうだっただろう?無念だっただろうか?
さまざまな体の不調を抱えながら、どの教会でも元気いっぱいにいろんな人とケンカして^^;
そうだ私は「和葉さん、合コンに行ったことないなんてダメですよ。合コンに行きなさい!
となぜか神父から合コンのすすめをされたこともあった^^;

そう、こういう話を挟まないとやって行けない。


でもこの詩(?)を発見して、うれしかった。
生き生きと輝いていた、そして短かったけどぐっと濃かったヒロさんの時間を
少し感じて思い出すことが出来て。
こういう時間を生きていた人。ステキな人生じゃないか。


やだなあ、続く。

みんなもヒロさんの投げキス、受け取った?



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