気持ちをノートに置くと、心は軽く、ご機嫌になれる

― 頭の中を“ノートに預ける”という新習慣 ―

 

 

気持ちを抱え込みすぎていませんか?

 

「イライラが止まらない」

「不安が頭から離れない」

「考えても仕方ないことを、ずっと考えてしまう」

 

50代・60代の女性の多くが感じる“心の重さ”。

実はこれは、頭の中に気持ちを溜め込みすぎているサインなんです。

 

私も以前はそうでした。

気持ちを自分の中だけで抱え込んで、夜眠れなくなったり、気づけばため息ばかり。

でも、ある習慣を始めてから驚くほど心が軽くなったのです。

 

それが「ノートに気持ちを置く」ことでした。

 

 

意外な視点:気持ちは“処理”ではなく“置けばいい”

 

「悩みを解決しよう」と頭で考えれば考えるほど、心はどんどん重くなります。

でも、ノートに気持ちを書き出すと不思議と軽くなるんです。

 

なぜなら、気持ちは解決する必要はなく、ただ 「置き場所」をつくるだけで安心する から。

 

ノートはまるで「心の倉庫」。

一度そこに置いてしまえば、もう頭の中で抱え続けなくてもいいんです。

 

 

ノートに気持ちを置く3ステップ

 

Step1:正直に“今の気持ち”を書く

 

「楽しい」「不安」「イライラ」どんな気持ちでもいいので、正直に書く。

例)今日はなんだか疲れてる。人と話すのもしんどい。

 

Step2:“理由”や“背景”は考えない

 

👉 書くのは感情そのもの。原因や解決策を探そうとしない。

例)ただ「悲しい」「怖い」と書くだけでもOK。

 

Step3:書いたらページを閉じる

 

👉 書き終わったら読み返さなくてもいい。

「ノートに置いたから、もう大丈夫」と思って閉じましょう。

 

これを繰り返すと、心は自然と軽く、ご機嫌を取り戻していきます。

 

 

ノートが心を救ってくれた夜

 

ある日、どうしても不安が止まらず眠れない夜がありました。

「また同じ失敗をするかも」「きっとダメに決まってる」そんな思いが頭をぐるぐる。

 

そこでノートに、ただひたすら「怖い」「不安」「自信がない」と書き続けました。

10分ほど書いたところで、心がすっと落ち着いたんです。

 

「ノートに預けたから、私は寝ても大丈夫」

そう思えた瞬間、自然と眠りにつけました。

 

それ以来、ノートは私にとって“安心の箱”になりました。

 

 

発展ワーク

 

1. 1日3行だけ書くルール

毎日「今日の気持ち」を3行だけ書く。続けやすい。

2. 不安専用ページ

不安が強いときだけ書くページをつくる。「ここに預ければOK」と決める。

3. 感謝で締める習慣

最後に「今日ありがとうと思えたこと」を1つ書くと、不安がやわらぎやすい。

 

 

意外な気づき

 

ご機嫌は「ポジティブでいること」ではなく、

「ネガティブを安心して預けられる場所を持つこと」で生まれます。

 

ノートは、あなたの心を安全に支える“置き場所”になってくれるのです。

 

 

あなたへの問いかけ

 

👉 今、頭の中でぐるぐるしている気持ちは何ですか?

👉 それをノートに置いてみたら、どんな変化があるでしょうか?

👉 もし今日から1ページ、心の倉庫を持てるとしたら、何を書きたいですか?

 

 

まとめ

 

気持ちをノートに置くことで、心は自然と軽くなり、ご機嫌を取り戻すことができます。

大事なのは「解決」よりも「預ける」。

書くだけで、頭と心のスペースに余白が生まれ、安心感と笑顔が戻ってくるのです。

 

 

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