病気や症状も自己表現 | 自分らしく生きるには「水」になれ!

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病気や症状は存在することで、人生のバランスをとっていることがあります。

 

 

安易に抑えたり、消してしまうと、別の症状や問題が噴出してくるといったことが起こります。

 

 

なぜ、その症状が出るに至ったのか、その原因を探り解消しないことには、真に解決することはありません。

 

 

逆に、病気や症状は何かを訴えていると考えると新たな気付きが得られます。つまり、体からのメッセージです。

 

 

当然、メッセージには意味がありますので、その意味を紐解きますと、その中に問題解決の糸口が見えてきます。

 

 

その多くは、慢性化したストレスです。ストレスが当たり前になってしまい、気付くことすらできなくなっている状態です。自己と同一化しているとも言えます。

 

 

まずは、そのストレスの存在に気付くこと。そして、そのストレスをどう減らすか、またはどうコントロールするかを考えます。

 

 

実は、ストレスを完全に無くすことは非現実的であるばかりか、あまりいい解決策ではありません。

 

 

そもそも、私たちの体は様々なストレスに適応するために進化してきました。むしろ、適度なストレスは好ましいとさえ言えます。

 

 

それは適度なストレスは生きる意欲や活力につながるからです。動物園の動物がいい例ですが、野生的なストレスのなさから本能が萎縮し、生殖や子育てが出来なくなっています。

 

 

多くの、症状や病気を見ていくと、これらは一つの自己表現ではないかと思います。つまり、言葉、行動、態度、表情ではない第5の表現です。

 

 

表現することで、自分を守ったり、現状とのバランスを取ったりしています。

 

 

であれば、不快だからといってその表現を否定するのではなく、まずはその表現に耳を傾けることが最優先です。

 

 

聞かないで無視し続けると、いつしか慢性病となり、さらに重い病気になるかもしれません。

 

 

早い段階で対処する以上に賢い選択はありません。つまり、自分と向き合うことです。