当たり前ですが、人には長所と短所があります。そして、自分の短所に苦しむ人は多いですよね。
実は、はっきりと分けられるものではありません。
例えば、鈍感な人はおおらかな人だったり、神経質な人はよく気が利くなど、長所と短所は紙一重です。
時と場所によっても長所と短所は入れ替わります。まさに表裏一体です。
結局のところ、その人の性格を好意的にとらえれば長所となり、反感を持って見れば短所となります。
同じ内容でも、ある人は「～だからあの人はいい」と言い、別の人は「～だからあの人はだめ」となります。
つまり、同じことでも解釈次第で長所と短所、まったく反対になるということです。
ここで注意したいのは、嫌いという感情が先にあるので同じことでも短所に見えます。好感を持っている場合は、逆に長所に見えるということです。
ですので、いちいち人の言っていることでくよくよする必要はありません。ましてや、自分を変える必要などありません。
なぜなら、あなたの長所であるかもしれないからです。
ただ当然ですが、不必要に攻撃的だったり、イライラして当たり散らすなどの不機嫌きわまりない人は別です。
もし、そういう自分に気付いたらすぐに改めましょう。変える変えないの話ではなく、人としてのあり方の問題です。