当たり前だけど、僕たちの体は「食べたもの」でできている。
まあ、食べ物は体の材料だからね。ジャックばっかり食べているとジャンクな体が手に入る。苦笑
もちろん、生きる上で「食」は超重要。だから、いいことに「食の問題」に関心のある人が増えている。
食品添加物(防腐剤・保存料・人工甘味料 etc.)、遺伝子組み換え食品、残留農薬、トランス脂肪酸、残留ホルモン、重金属(水銀・鉛 etc)……挙げたらキリがない。
厚労省の偉い人は言う。「直ちに影響はありません……」よく聞きません? このセリフ。
確かに、「直ちに」影響はないかもしれないけど、いつかは影響が出るってことだよね。
そして、何か問題が出た時はこう言うんです。「認可時はそういったデータはございませんでした」と。
おい、ちょっと待て。じゃナニか、ちゃんとしたデータもないのに認可したのか? つまり、それって人体実験じゃん……
調べれば調べる程、食べられるものがなくなる。これはある意味、正しい認識なんだけど、食に関心が高い人ほど落ち入る、ある「罠」がある。
それは「ありがたく頂く」という食の基本を忘れてしまうこと。当たり前だけど、食事は楽しんで食べるのが一番。もちろん、消化、吸収もよくなる。
ところが、「体に悪い物を食べてしまった……」という罪悪感を持ってしまうケースが多い。罪悪感を持って食べるのは、悲しいばかりか、体にも良くない。
じゃ、どうすればいいのか?
僕の場合は、「情報と知識を尽くし、可能な限り体に悪い物は避けるようにする。でも、一度食べると決めたらありがたく頂く」そう決めている。
でも、どうしても気になる場合は、後でデトックスすればいい。ちょっと調べればいくらでも手は見つかるし、そう考えた方が美味しく頂ける。
最後に、同じ環境で同じ物を食べても病気になる人とならない人がいる。その差が、この「ありがたく頂く」ということではないかと思う。
罪悪感とストレスの中で食べることは、食の問題よりもダメージが大きいのかもしれない。
食べると決めたらありがたく頂く。これ、「食の基本」ですよね。