「光る君へ」(めぐりあい2)。

宮廷での権力争いは凄まじかった。

このなか、紫式部と藤原道長はめぐ

り逢うことになる。

 

永観2(984)年

まひろこと紫式部。

まひろは、母親の死から15歳となり

成人の儀式を迎える。

 

 

まひろこと紫式部(吉高由里子)

 

まひろ(代筆)

母親の死因を隠した父・藤原為時との

関係は、冷え切ったままだが、まひろ

は代筆仕事に生きがいを感じている。

 

 

まひろと絵師(三遊亭小遊三)

 

一方、右大臣の藤原兼家。

内裏にて帝に数々の建言をする。

 

 

内裏

 

 

藤原兼家(段田安則)と帝・円融天皇(坂東巳之助)

 

 

円融天皇と詮子

藤原兼家の長女・詮子(あきこ)

天皇の女御となり、円融天皇との間

に子ども(のちの一条天皇)ができ

る。ところが、天皇は詮子に心あら

ず、兼家のライバル政敵の藤原頼忠

の娘・藤原遵子(のぶこ)を寵愛。

円融天皇と藤原遵子(中村静香)

 

円融天皇と詮子

藤原兼家の三男・藤原道長は官職を得て

宮仕えしていた。

詮子は、弟の道長にお前だけが味方とい

い、帝の心を取り戻したいと相談する。

 

 

藤原道長(柄本佑一)と中宮・詮子(吉田羊)

 

円融天皇と詮子

詮子の勝手な訪問に、帝は「けがわら

しい、懐仁の国母である立場にありな

がら、真面目に勤めを果たしたのだか

ら、余の唯一の子の懐仁を置いて、東

三条に下れ」と告げる。

 

 

中宮・詮子(吉田羊)と円融天皇(坂東巳之助)

 

藤原為家と藤原兼家

スパイになった藤原為家は、次の天皇

になる親王(のちの花山天皇)は、母

と娘の双方の声を聴くという誠にしれ

者で、これでは誰も付いていかないと

報せる。

 

藤原兼家と二男・道兼

藤原兼家は二男・道兼に言う。

6年前、お前は家の名を穢した。高貴

な者の掟で、為家の妻を殺したことを

知るお前の侍者を始末した。という。

道兼、蔵人として女房を手名付け帝に

薬を飲ませていけ、お前の役目は我が

一族の命運を賭ける!と叱咤する。

 

 

藤原兼家(段田安則)と二男・藤原道兼(玉置玲央)

 

藤原兼家は権力をさらに強めるた

め天皇が退位するよう陰謀を企て

る。

 

紫式部と藤原道長

 

 

6年前に母をなくしたまひろ。

人に替わって恋の歌をつくっていた。

まひろ、道長とめぐりあう。

字が書けないなら書けなくていい。

何も偽ることはない。

嘘をついた歌などはいらぬ。

この際、ホントのことを言うがよい。

逢えるまで幸運を祈っている。

わたしは、いろいろな人の気持ちに

なり、書くことで、わたしがわたし

でいられる。せめて、好きなことで

語りつづけていきたい…。

 

 

 

まひろこと紫式部(吉高由里子)

 

「光る君へ(めぐりあい)②」

まひろ(のち紫式部):吉高由里子

父・藤原為時:岸谷五朗

母・藤原ちゃは:国仲涼子

 

藤原兼家   :段田安則

妻・時姫   :三石琴乃

長男・藤原道隆:井浦新

二男・藤原道兼:玉置玲央

三郎・藤原道長:柄本佑一

長女・藤詮子:吉田羊。

(円融天皇に入内。

懐仁親王(のち一条天皇)の母)

円融天皇    :坂東巳之助

関白・藤原頼忠 :橋爪淳

娘・藤原遵子  :中村静香

 

藤原宣孝    :佐々木庫之助

(のち紫式部の夫)

 

 

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