京都に都があった時代。

京の都に名だたる陰陽師が住んでいた。

大河ドラマ「光る君へ」で最初に登場す

る陰陽師(おんみょうし)の安倍晴明。

 

貞元2(977)年安倍晴明は大内裏陰陽

寮で星座を観察する。

 

 

貞元2(977)年大内裏陰陽寮

 

翌年貞元3(978)年、都が炎上する

ところ、これに替わって安倍晴明自ら

の屋敷が炎上する。

 

 

 

翌年貞元3(978)年安倍晴明の屋敷炎上

 

京都の晴明神社(五芒星)

安倍晴明の屋敷址地に建つ晴明神社。

晴明社には☆印の五芒星があり、こ

れは魔除けの印である。

 

イメージ 3

 

晴明神社(京都市上京区堀川通り一条上ル806)

 

安倍晴明(晴明神社)

もと安倍晴明の屋敷跡に建つ晴明神社。

清明が亡くなったのち、一条天皇は、

清明こそ稲荷大神の生まれ変わりであ

り、そのみたまを鎮めるために晴明神

社を創建したという。(1007年・寛

弘4年)

 

 

安倍晴明(延喜5年-寛弘2年・921-1005)

 

呪術・陰陽道(厄神

ひとは、鬼(病)にとりつかれると

を奪われ、この厄神(しきしん)の類

を、凡人には見えないが、陰陽師・晴

明には、これを見ることができたとい

う。

陰陽道のもとは、古代中国の陰陽五行

説にもとづき、天文、占い、暦、方位

の良し悪しなどをみ、悪い邪気を除き、

良い気をとりいれる術である。

 

安倍晴明(一条戻橋)

この世とあの世の境目にあるという

条戻橋

清明は、妖怪のような十二の式神(し

きがみ)を使い、

一条の反った戻橋(もどりばし)の下

に居らせ、用のあるときに呼び出して

いたといわれる。これを信じる、信じ

ないは別にして、安倍晴明は陰陽道が

牛耳っていたこの平安時代のすぐれた

落し子といえよう。

 

 

一条戻橋(京都市上京区堀川下之町)

 

Enjoy京都(戻橋)

今は冬。京都の山々に雪が積もり、

堀川の流れが窓から見える。ここで

宿をとる。風呂に入り戻ってくると

宿のひとがすでに床を敷いてくれて

いた。彼女が透けて見えるスリップ

をつけ部屋に戻ってき、ぼくの前に

立つ。ぼくは見上げ、スリップの上

から手を下から上へ、上から下へと

すべらせ、彼女を抱きかかえ、浴衣

を脱ぎ、おおいかぶさった。ゆっく

彼女の濡れた奥の茂みに、いきつ

つ戻りつつし、透き通った白い肌に

光が射す。いい、いい、とからだを

ゆすり、いく 〱と、上下に激しく

動き、この世とあの世の境目、「死

ぬ~」と大声をあげて果てた彼女。

 

 

これ以上の今生の土産があるだろう

かと思った一瞬、担当女医の回診が

あり「かわったことありませんか」

と尋ねられ、白衣の艶女医の顔を見

上げた。

 

 

 

 

 

Enjoy紫式部「源氏物語」

2024.1.8

Enjoy「光る君へ(約束の月)①」ー男と女の物語(572)

2024.1.9

Enjoy橘小夢(紫式部「妄語」地獄)男と女の物語(573)

2024.1.10

Enjoy光源氏「吾妻源氏(几帳)枕絵」男と女の物語(574)

2024.1.11

Enjoy京都「光る君(大極殿)鴨川」男と女の物語(575)

2024.1.12

Enjoy京都「光源氏(鴻臚館)」男と女の物語(576)