骨髄提供回想録 15 新たなスタート | 人生 直球勝負!

人生 直球勝負!

自分の気持ちに正直でいたい。
愚痴は言わない。妬まない。短所より長所に目を向けたい。
やりたいことを「がむしゃらに」やって行きたい。

たまに揺らぐときもあるけど…。

そんな気持ちを忘れないよう、綴っていきたいと思います。

1回目の提供から1年が過ぎ、再登録した時、


何の根拠もなく、またすぐにコーディネートが始まるだろうな、と感じていました。


で、見事に予感的中‼️


3週間後に、「幸せのオレンジの封筒」が届きました。


6回目のコーディネート開始です。


時は2011年の5月。


2ヶ月前に起こってしまった東日本大震災。


そのボランティアに行く事を考えていました。


金曜日の夜に夜行バスで出発して、土曜日1日ボランティア活動して、また夜行バスで戻ってくるツアーがあり、それに参加しようと考えていました。


が、コーディネートが始まるとなると、気持ちが変わります。


被災者の皆さんには申し訳ないけれども、震災ボランティアは、他にもたくさんいる。


でも、患者さんのドナーになれるのは、限られた数人の候補のみ。


そう思うと、骨髄提供に向かって集中したくなりました。


また、被災地に行った友人の話を聞いて、感染症の危険があることも知りました。


そんな色々な想いが交錯した2011年の5月でした。


結論、僕はやっぱりドナーになりたい!


そこに全力で向かいたい!


そう思って、震災ボランティアになることは止めました。


この6回目のコーディネートは、患者さん都合もあって、結論が出たのは9月末。


結局提供には至らなかったんですが、自分がやるべき事を再認識出来た時間でもありました。