骨髄提供 回想録 1 プロローグ | 人生 直球勝負!

人生 直球勝負!

自分の気持ちに正直でいたい。
愚痴は言わない。妬まない。短所より長所に目を向けたい。
やりたいことを「がむしゃらに」やって行きたい。

たまに揺らぐときもあるけど…。

そんな気持ちを忘れないよう、綴っていきたいと思います。

最初は、自分にとってこんなにも大きな存在になるとは思いませんでした。

骨髄バンク・骨髄移植

ドナーとしてできることは一区切りしたので、回想録としてまとめてみたいと思いました。
乱文になるのが心配ですが、思い起こすままに書いて行きます。



1994年2月上旬、19年前のちょうど今頃、僕は入院して治療中でした。
病名は、急性A型肝炎。
当時は東京で働いていましたので、急遽叔父の同窓生のお医者さんにお願いしての入院でした。
病院は、名古屋第一赤十字病院。通称中村日赤です。

後から思えば、これが全ての始まりですが、当時はそんなこと思いも寄りません。

入院治療とは言っても、一通りの検査が終われば、後は寝てるだけの毎日。
テレビ・雑誌・新聞の繰り返しです。

そんなある日の朝刊で、白血病の女の子の話が本になり、テレビドラマ化されるという記事を見ました。
当時の僕は、白血病のことは知っていましたが、骨髄移植・骨髄バンクについては「聞いたことあるな・・」程度。
興味を持ったのは、ヒロインを演じるのが、当時ファンだった和久井映見さんということだけでした。

ですが、記事を読んで行くと、ヒロインは僕が入院していた病院で闘病していたことがわかり、たった1年前に、同じ景色を見て同じ売店で買い物をしてたんだなぁと親近感を感じ、退院したらこの本を読んでみようと思ったのです。

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