なんと、長崎とお別れすることが決定したようだ。
人ごとみたいに言うとるが、決まったものは仕方がない。
出来れば関西に戻りたいが、来月はどこにいっているのだろう。
* * *
次に私が向かったのは、ここから見えている対岸だ。
ここへは、今は亡き京都の大先生とか、何でも鑑定団の出演されている大先生とか名立たる大先生が来られた場所であると聞いている。
まあ、そこがメインではなく、七ツ釜に行く途中に寄っただけと言う可能性もあるが。
公園の駐車場に車を停め、完備された道路を海岸へと降りていく。
こちらも、大きな岩がごろごろと転がる。
触るとぽろぽろと崩れる砂岩の壁。
軽自動車ぐらいありそうな岩。
なんか、前衛芸術のような。
上には、柱状節理が見えている。
海岸をどんどん進んでいったが、これ以上は進めそうに無かった。
いや、無理すればなんとかなりそうだが・・・。
あの向こうの黒い岩が怪しく思ってしまうが、ここは安全に戻ることにした。
トムソン沸石、輝沸石、菱沸石はあるが、いずれも小さかった。
なかなかに厳しい産地だった。
ひょっとしたら、あの柱状節理がある層にあるのかもしれない。
ところどころ、生月島の番岳にあるような濃い緑色の岩があり沸石が多くついたものがあったが、
ハンマーの衝撃で沸石が粉々になるようなもろいものだった。
ここは以上、次、行こ。