今まで鉄道唱歌(関西編)の話を何度かしてきました。
その最後、和歌山から大阪に戻ってくるのは、南海電鉄になります。
その大阪府内の部分を今日巡ってました。
一回、南まで行って、徐々に北に戻ってきました。
尾崎駅: 本願寺尾崎別院
阪南市内にある浄土真宗の寺院で、江戸時代に再建されたものです。
岸和田駅: 岸和田城跡
泉州を代表する城で、南北朝時代にはその基礎が建てられました。その後、秀吉の治下で整備されます。
江戸時代に入ってからは、岡部氏の居城となり、岸和田藩の藩庁として明治時代を迎えます。
浜寺公園駅: 旧駅舎
南海電鉄沿線で現存する最古の駅舎。
鉄道唱歌ができた後ではあるが、1908年にこの駅舎が完成。明治時代の建築の雰囲気を感じます。
現在は、カフェとして営業しています。
浜寺公園駅: 浜寺公園
現在の浜寺公園には、今もなお松林が残っています。
この松林は万葉集の頃から有名で、元々は砂浜が広がっていたとのこと。
戦後に対岸に工業地帯が広がり、水路が整備され、現在のような姿になりました。
堺駅: 旧堺灯台
室町時代から明(中国)をはじめ、貿易港として発展した堺の町。特に、戦国時代には莫大な富を抱える大都市でした。
明治時代になってから、堺も港湾整備が進められ、その際に建てられたのがこの灯台でした。
南海なんば駅
南海のターミナル駅。
ここが、鉄道唱歌の関西編の終着駅になります。
まだ、撮りに行くところはありますが、ここまで来ると終わりが見えてきました。
年内には、下巻も形にする予定でいます。
楽しみにしていただければ幸いです。
刊行済みの上巻共々お願いします。
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