2021年9月3日 菅総理が辞任を表明しました。
致し方ないことです。
残念ながら、彼には問題解決や対話に対して、意欲も能力も欠いていましたから。
これ以上の継続は無理だったでしょう。
先の五輪にしてもちゃんと発信して伝えることを伝えていれば、
開催に際してここまで反対の声が上がることもなかったでしょう。
結局、普通の生活を戻そうとせず、五輪だけやろうとしたことは、やはり問題です。
解除条件を示さず、緊急事態宣言を出し続けて、やっていることは滅茶苦茶でした。
日本より状況悪い国で、平常化に踏み切っていた国も多々ある訳です。
普通の生活に戻すよう方向付けしようとすればできた訳です。
それに反するような分科会を切ろうとすれば切れた訳です。
それをせずに、ただ原稿を棒読みするだけでは、この難局を乗り切るのはムリでしょう。
それに、国会を6月に閉会してから一切議会を開こうとしませんでしたし、
野党側が開会を求めても応じない状態でしたから、憲法53条の違反の状態でしたからね。
いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。(抜粋)
もう自民党など与党が議会をどうでもいいと思っているのであれば、選挙に出なければいいのに、とすら思っています。
法律で定められたことを守ろうとせず、国民の代表としての役割を果たそうとしない政治家ならいりませんから。
え?総裁が変われば何か変わる?
だったら議会を開くよう、言うべきだった訳です。その時点で彼らが政治家として不適格なのですから。
総裁が誰になろうと、そういう党の体質なのだから、出て行ってもらうしかないです。
まともに議会をしようとしない、政治家は退場させるべきです。
辞任間際にせめて、無意味な対策を提言し続けた尾身氏をはじめとする分科会の解散を決断したのであれば、そのこと自体は評価いたします。それでも、今までが無為無策過ぎて、評価できる点が正直ないです。
敢えて言うなら、この異常な体質が表になって、気付く人が増えたことくらいでしょうか。
幸いなことに、この秋には総選挙があります。
自民・公明・維新・国民民主には退場いただきましょう。
もう、古い統治システムには別れを告げるべきです。
何か色々と裏の事情はあったのかも知れませんが、それだったら国民に率直に言えば良かったのです。
強権で従わせることは、土台無理な話です。
話すべきことを話せば動く国民だとは思っていますから。
こういう文章を書くと、おそらく噛みつく人間がいるでしょう。
昨年の安倍首相辞任の時にも書きましたが…
政治はあくまで結果です。
辞任した理由にかかわらず、彼の在任中にしたことは、区別して評価するべきことです。
頑張っていただの、体調がどうだったとか、それとは全く別次元の話です。
施策・行動に対する評価については分けるべきことです。
もう何もなさらなくても結構です。
お疲れ様でした。
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