京都伏見の中書島から京阪電車で15分、宇治に行ってきました。
京都市内からも京阪電車なら30分程度で手軽に行けるので、京都市内から日帰りで巡るには手ごろな場所です。
京都に来た際に、宇治を見て回るのに、オススメのモデルコースを紹介したいと思います。
10:30:宇治橋
京阪の宇治駅の目の前にあるのが宇治橋。
長雨の影響もあって、増水している状態ですが…
7世紀からこの場所に橋が架けられていて、
今の橋は1996年に建て替えられたもので、歴史的な雰囲気に合うように設計されています。
反対側のたもとには、紫式部の像もあります。
というのも、源氏物語の最後・宇治十帖の舞台になっているのが、この宇治だからです。
11:40 宇治川周辺を散策 (宇治上神社など)
京阪の宇治駅正面の道は、宇治川沿いに走っています。
この時期は緑が鮮やかですし、川沿いなので少し涼やかです。
この近くで行っておいた方がいいと思うのは…
宇治上神社
川沿いにある宇治神社から奥に入っていくとある神社で、
深い森の中にあるので、夏の時期にもいいかも知れません。
宇治川の近辺は、秋になると紅葉が非常にいいので、
紅葉の時期に来るのもオススメです。
11:20 宇治川の中州 (宇治公園)
宇治神社の正面あたりに、中州に渡れる橋があります。
(宇治川が増水していたので、この日はいけませんでしたが)
宇治橋は確かに有名ですが、交通量も多いので、
ゆったりとした気分で行きたい時は、
この中州に渡って、そこから平等院の方面に向かうといいと思います。
写真:元気食堂 ビーフカツレツ
早めに昼食を取ることをオススメします。
というのも、観光する時に時間をずらすことを意識した方がいいからです。
特に平等院鳳凰堂に入ることを考えている人は、
基本は朝一番か、昼時の人が少なめの時間を狙った方がいいです。
平等院の正面には観光客向けのお店が、それなりにあります。
特に宇治らしいものを求めないのであれば、JRの宇治駅方面や宇治橋付近にも店はあります。
近辺で、早めに軽く済ますくらいの感じで。
12:30:平等院鳳凰堂
宇治と言えば、平等院の鳳凰堂。
と言うよりも、ここを外す人はまずいないと思います。
今から1000年ほど前の平安時代の末、時の関白・藤原頼通が宇治の別荘を改築して、
阿弥陀様をお祀りしたのが、この建物です。
というのも、「末法思想」と言って、仏教の世界での世紀末思想のようなものがあった時代です。
救いがない世で、極楽浄土に行くことを願って、阿弥陀仏を建てたのです。
鳳凰堂の中に入るには、庭園内で整理券をもらわないといけません。
が、人が今は少ないですので、土曜日の昼頃に行って、30分待ちで入れました。
待ち時間は読めませんが、普段よりは短い時間で巡れますよ。
久しぶりに中に入りましたが、15分だけとは言え、追加で支払ってでも見る価値のあるものです。
庭園と博物館の拝観料は大人600円 中高生400円 小学生300円
鳳凰堂に入るには、別途大人300円が必要です。(2020年7月現在)
14:00:宇治茶を愉しむ
宇治と言えばお茶。
平等院の正面の通りや、JR宇治駅に向かう通りなど、
宇治茶を扱うお店は、観光地周辺に点在しています。
歩き疲れた時には、お茶を使ったスイーツも。
写真は、宇治茶の老舗・上林三入で頼んだ、「宇治寒月」
バニラ アイスに抹茶をまぶし、 あんこと白玉とを添えたもの。
クセのない苦味が良いアクセントになった、おいしいものでした。
15:00:京阪宇治駅 発
もうちょっと早めに宇治に来て、宇治川沿いの興聖寺に行ったりするのもありです。
また、平等院⇒宇治川沿いに順番を変えてもいいとは思います。
暑さを避けることを考えれば、
2時前後に平等院の博物館やカフェに避難しやすい、こちらのルートの方がいいかとは思います。
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