まとめ買いでお得に旅行 長距離の片道切符で途中下車を使ったテクニック | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

 

1: 京都~東京往復

2: 京都から金沢経由の東京+東京~京都 

 

多くの人が、2の方が高いと言うと思うんですね。

 

もし仮にJRを使った場合、1と2がさほど料金が変わらないとしたら驚きませんか?

 

もし、こういった乗車券・特急券をみどりの窓口で買ったとしたら、だいたいどちらも28,000円前後で手配ます

もちろん、新幹線は速いタイプの「のぞみ」「かがやき」で、京都~金沢は特急を使いますよ。

 

ただし、これは手配のコツさえ知っていればという話になります。

 

 

この切符には、実はいくつかテクニックが絡んでいますが、その中でも一番大事な要素だけをお話します。

 

ただ、普通に説明しても、差が分かりにくいので、

多くの人が旅行手配の時にやりそうなことを今から書きます。

 

1:京都⇒金沢

2:金沢⇒東京

3:東京⇒京都

 

1~3のそれぞれを乗車前に次の目的地まで切符を買う。

この3区間をぶつ切りで手配をしたら、京都⇒金沢⇒東京⇒京都で、特急券代込で35,000円くらいになってしまいます。

 

その差額なんと7,000円。

金沢と東京で1回ずつおいしく飲めるくらいの金額を余分に支払っている計算になります。

 

 

 

JRに限らず、お得に旅行を手配しようとしたらまとめ買いが基本なんです。


JRの乗車券は出発地から目的地までの移動距離によって運賃が決まります。

その移動距離が長くなればなるほど、料金的には割安になる仕組みになっています。

 

しかも、

JRの切符(乗車券)については、1枚で100kmを超える旅程であれば、最後の行き先まで何度でも途中下車をしてもいいのです。

(例外はありますが、ここでは割愛します。)

 

 

例えば、多くの人が想像する一般的な片道切符で、「京都⇒東京」の区間であれば…

 

 

名古屋で、名古屋メシを食べて、

掛川(静岡)で、城を見て、

熱海(静岡)で、温泉に浸かって、

そして、東京に行く

 

なんて、途中下車の旅をしても、何ら問題はありません。

(※特急券は、特急に乗るたびに必要になるので話は別ですよ。)

 

 

それを延長させて、ルートが重複しないように○を描くような切符を作ることだってできます。

 

あのトライアングルの旅程は、

京都~金沢~東京~京都(山科)の乗車券を作って、金沢と東京で途中下車しているという話なんです。

 

これをすることでどのくらい乗車券の料金が変わるかというと…

 

京都~金沢~東京~京都(山科)の乗車券料金: 13,820円

3区間別々に買った場合の乗車券料金 :19,550円

※4000円+7340円+8210円=19,550円

 

ここですでに6000円ほどの差が出ているのです。

 

ということは、

交わらないように旅程をつなぐことができるのであれば、最終的な行き先まで乗車券を買った方がお得ということになります。

 

 

周遊旅行や、出張手配の際にはこの途中下車のルールを分かっているとかなり違いますよ。

 

 

※説明を簡略化するため、説明を端折った部分があります。そのツッコミに関してはここでは一切無視します。

 

 

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