教えるのが苦手な人向け 気をつけた方がいいこと2つ | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

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トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

私自身も「教えること」を仕事にしていた時期もありますし、研修も色々してきました。

色々な会社を巡ってきたのもあるので、教え方が上手い人、下手な人も見てきました。

 

教え方が下手だなと感じているとしたら、気をつけた方がいいことが2つあると思っています。

 

1:1回言ったら伝わると思っていない?
 
それ無茶な話ですよ。
 
一度言われたことを確実に覚えている人なんていません。
だいたい、前提としている知識に差があることも珍しくないですから。
 
仮に、ここで私がいきなりドイツ語の文を言い出して…
Als ich Deutschland war, wollte ich eigentlich Geschichte stuieren.
 
この文を一発で口で詰まらずに言えるようになれとか言い出したら、頭おかしい訳なんです。
(だから私は絶対にやらないですよ。)
 
でも教える場面では、これをやってしまう人が多いんですね。
 
更に重要なのは、頭で覚えたことを実践してできるようにするためには、もう一段階手間が必要なわけです。
反復して身体に染み込ませるしかない訳ですから、どうしても時間が必要な話になるんです。
だから、何度でも言うなり、忘れない仕組みを作るなりする必要があるわけです。
 
対処できるかどうかは別として、少なくとも理解できていない、できていない理由を探る必要はあります。
相手が求める限り、トコトン付き合うよう、話してみるのが大切かなと感じています。
 
でも、これが分かっていないと…
「前に教えたでしょ!」という禁句を言ってしまう。
この一言を言った時点で、私は無能ですと自己紹介しているのと同じですからね。
相手のモチベーションは、確実にゼロになるでしょう。
 
結論だけ言って、分かったとか聞くのは論外。
一度言っただけで教えたつもりになっているのは、それはただの自己満足です。
 
 
2:情報の幹がわかりますか?
これは、私がやってしまいがちな話。好きな分野だとつい色々詰め込みたくなるんですよね。
 
これは、ヲタの話が分かりにくい理由にも通じる所なんですね。
 
それは聞く人にとって新しい情報が多すぎるから。
そして、話の筋が読めないと話を聞きにくいから。
 
色々な知識が繋がるから…とつい色々詰め込もうとしてしまう。
それは、相手がパンクするだけ。
 
 
だったら、情報を整理しようという話なんです。
最低限伝えておく話の幹の部分は何なのか意識しておいた方がいいかと思います。
 
例えば、この記事で具体例を2つ挙げると…
 
〇 ポイントを見出しにして短くスパッと書いて情報の大まかなものを見せる。
この記事なら
・ 1回言ったら伝わると思っていない?
・ 情報の幹がわかりますか?
これで何となくこの先の情報を予想しやすくしているんですね。
 
〇 情報がどんな構成になっているのかを見せる
この記事をの書き出しで、
「教え方が下手だなと感じているとしたら、気をつけた方がいいことが2つあると思っています。」
と書いているわけです。
そうなると、何か要点が2つあるんだなと相手も構えた上で、読むなり話を聞こうとするから、情報を受け取りやすいんですね。
 
 
これらに関しては、私もできている時、できていない時は、あります。
特に2に関しては、今でも注意が必要だと思っています。
 
しかし、このことを知っていて、注意できるようになるだけでも違うと感じています。
良かったら参考にどうぞ。
 
 

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