ひとつの夢 | 河内大和 Yamato Kochi

河内大和 Yamato Kochi

役者・河内大和(こうちやまと)のあれこれ。シェイクスピア道、その極みを追い求めて。

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僕のTAPシューズ。
7年前に始めたTAP。
半年くらいやって、諸事情で辞めてしまったTAP。
2年前に新潟から上京して、また数ヶ月やり始めたTAP。
そして先月、自分のカンパニーで出演してもらった希代のEntertainTAPPER村田正樹氏(以後むらっち)、
彼に再びTAPの魅力を思い出させてもらって、また始めたTAP。

いっとう最初に始めたキッカケは、世界で活躍する超絶TAPPER熊谷和徳さんと舞台で共演したこと。
それはそれは衝撃的で、感動とかそんなもんじゃなくて、とにかくココロもカラダもまるごともってかれた。
役者として、そんなパフォーマーになりたいと心の底から思った。。

先月の僕の初演出作品、
『RICHARD III MISTER / BLANK』
むらっちは、恥ずかしがりで謙虚すぎるほど謙虚で、普段はとってもかわいい人。
その人が、いざシューズを履いてリズムを奏でだすと、言葉よりも饒舌だった。
憤怒、悲哀、歓喜、微笑み、全てが音から見えてきた。
そんなパフォーマーになりたい。
もう一度、心底思った。。

そんなこんなで今やってるTAP^^;
ちょー楽しい。
しんどいけど、すんげー楽しい。
いい音が出た時の嬉しさたるや!
自分の子供が初めて喋った時のような感動!、、いないけど-_-b

これからは、どんなに忙しくてもやり続けようと思う。思うじゃなくて、そうする。
飽き性の僕がそう決めたら、結構ガンコだ。
そしていつか、むらっちとセッションする。
それが僕の、ひとつの夢。



あ、写真のシューズは、そのむらっちから頂戴した、血と汗が染み込みまくったシューズです(。-_-。)