これは過去の出来事です。

思い出しては書いているので、
時系列がバラバラです。

分かりづらくてごめんなさい悲しい



過去のお話はここからです。
⬇️


義母は時々目を見開き、

  周りを見回します。


わたしが声を掛けても

反応はありません。


でも、

義父や、夫の兄弟

自分の血が繋がった人だけは

分かったようです。

声をかけると

目を開けたり、

指先がピクピク動いたり

反応します。



お世話をしていても

『嫁』

ってこんな感じなのか‥‥

所詮、他人って事だ‥‥



わたしとは確執があったままでした。

憎い嫁なのでしょう。




義母が発した最後の言葉は

末っ子の名前でした。

うわ言ですが

『〇〇!〇〇!』

とずっと呼んでいました。


それを聞いていたある人が

『可哀想に‥

〇〇くんを残して

亡くなるのは

心残りだよね』

まだ言葉を続けようとしたので

止めました🤫


その人を病室から

連れ出しました。

『話せないだけで

会話は

理解出来てるはずです。

今みたいな会話は

止めてください』

と、お願いしました。


その人は

そうかな??

と言っていました。

無神経な人です。


気を取り直して

病室に入りました。


義母の顔を見ると両眼から

涙が流れていました。


やっぱり、

聞こえてるんだ‥‥


その後、義父にも話しました。

病室内では

無神経な言葉は発しないように。

義母はまだ聞こえていると。


義母が涙を流したのは

この一度だけだったと思います。