はい。
3人まとめて1つの記事に書くなんて
夢のまた夢でしたね。
すいません!
 
スケボー日本代表鑑定、第三段です。
 
 
次は、小野寺吟雲
 
 
 
 
 
 

なんと彼も、堀米と同じく天剋地冲です。

宿命中殺も天剋地冲も
めったにない星周りと聞いたんですが、、、

てことはやっぱり
これ持ってる人は
普通じゃない人生を生きる傾向にある
ってことっすね。

や〜ば〜。



前の二人と圧倒的に違うのは、
彼には知性の星(偏印)がない。
そして、二人にはない遊び心の星がある!

彼のアイデアの源泉は、食神です。
なので、
とにかくスケボーを楽しめるかどうかが
めちゃくちゃ大事になってきます。
少しでも楽しくなかったら、ダメです。
そこは絶対に守らなきゃいけない領域。

今はスケボーのことで
エネルギーを消費し過ぎてるのかな。
歳の割に小柄で幼い印象なのは、
摂取したエネルギーを
ほぼスケボーに投入してるから
体の成長に回せる分が少ないのかも。
 

この記事でも触れましたが
遊び心の星を持つ人は
エネルギーが枯渇しやすいのです。
 
彼の場合、日干が丙な上の遊び心なので
自分を燃やし尽くして表現していきます。
日柱の十二運星は病で
普段はそこまで体力がある感じでもない。
 
普通の人でも消耗が激しそうなのに
彼はあの歳でスケボーに人生を捧げている。
そのエネルギーは相当なものです。
 
自然と
体を成長させるのは後回し、
ゆっくりになるのかもしれません。
 
それだけ今この瞬間に
打ち込みたいことがあるってことですね。
これもまた、ひとつの生き方。
 



そして彼はなんたってまだ中学生なので、
年柱に注目したいところ。
(年柱は生まれてから成人するまでを表す)

比肩と長生。
自分らしさを求められまくって
それに全力で応えながら過ごす
子ども時代です。

幼い頃からスケボーを始めて
才能があることも見えてきて
大人からの期待は
当時から相当なものだったはずです。
 
お前はお前らしく生きろ
お前の個性を前面に押し出せ
 
そう諭す大人たちの言うことを素直に聞いて
自分の色を出そうと
いつも心がけて生きているのかもしれません。
 
長生の人は
大人の期待に応えることが当然、
というメンタルを
標準装備しています。

教えられたことを素直に吸収していき、
自分の中に落とし込む能力にも長けています。
 
 
 
この命式のポイントは
年柱と月柱に同じ星があること。
 
同じ星が2つあるんだから
単にその性質が強まる、
というわけではありません。
 
なぜなら彼の場合、
その場所が年柱だから。
 
年柱は親や家系を表す。
自分であって自分でない領域なのです。
 
年柱の比肩、長生は
彼自身の性質や欲望ではなく
親や家系から受け継いだもの。
 
比肩の意味は
単なる「自分らしく」ではなく
「親やご先祖が望む自分らしく」なのです。
 
比肩が発動するのは、
自分がそうしたいからではないのです。
 
長生も同じ。
 
だけど子ども時代は
親との分離がまだなされていないので
それが自分自身の意志だと思い込みます。
それは普通のことで、自然の摂理です。

ここで注目したいのが
彼の天剋地冲

日柱が年柱を剋しています。
言い換えれば、
自分が親を剋している。

彼はたぶん、めっちゃいい子です。
大人から見たらものすごい優等生です。
人懐っこさや愛嬌もあるしね。

それだけに、これから先、
成人して心身ともに独り立ちする頃に
親からの自立という
大きな壁にぶち当たるのかもしれません。
 
それは、親の敷いてくれたレールではなく
自分自身で決めた道を歩くという覚悟。

誰もが通る道のようですが、
彼の自立は、
普通の人よりもずっと激しくて
大きなエネルギーを要するものになります。

年柱と日柱の相剋が
一生つきまとうからです。

それをどこまで跳ねつけて、ばねにして、
あるいはうまく糧にして
家系のエネルギーに反発して
力強く自立することができるかが勝負。

そう思うと、
年柱と月柱にある比肩が
けっこう厄介だなと思います。
年柱の比肩は、
自分のような顔をしてるけど
自分じゃないですから。
 
月柱のそれと
ごっちゃになりやすいかもしれない。

とはいえ、
ベースは丙(太陽)だし、
明るく無邪気な食神さんです。
大人になれば持ち前のポジティブさで
世界を照らしていくことを、
そうですね、やっぱり、
期待してしまいますね(笑)。

長生の人って
期待したくなる性質を持ってるのかな。