今日もこのブログに来てくださり
ありがとうございます。
ONE PIECEと共に生きる四柱推命鑑定士、
加賀一葉です。
あなたに読んでいただいて、嬉しいです。
 
 
 


東京都美術館で開催されている
デ・キリコ展に行ってきました。






私がデ・キリコを知ったのは大学生の時。
一目で衝撃を受けて、とても好きになりました。

シュルレアリスムの先駆けとなった人と
言われているけど、
ダリよりもマグリットよりも
私はデ・キリコの絵が好きです。

と言いつつ
どんな人だったのか何も知らなかったので、
今回の展覧会を機に
その生涯についても調べてみました。


とても、変な人だった(笑)!!!





デ・キリコの絵はよく
「夢の中の風景のよう」と言われます。

なるほどなぁと思っていました。







でも。

私は、なるほどなぁと思う。
私の夢は確かに、こんな感じの色彩で
脈絡もなく場面が変わったり
いろんなものが出てくる感じは
デ・キリコの絵に似ていると思う。

だけど、
他の人もみんな、そうなの??
夢の色や雰囲気って、みんな同じなの??

と、疑問が湧くのです。


うちのムスメによると、
彼女の夢の色はもっと明るいそうです。
現実に見ている景色と同じくらい
明るくて鮮やか。
感覚的にも、夢と現実はほぼ同じなのだそう。

でも私の夢の色は
薄暗くて少しくすんでいます。
子どもの頃からそうでした。
少なくとも現実と同じ明るさはなかった。



他の人はどうなんだろう。
本当に夢の色彩はこうなのだろうか。
多くの人が
こんな風景を夢に見るんだろうか。

だとしたら、それも不思議。
夢は脳内で見るもの。
実際にある何かを見てるわけじゃない。

それなのに、
人種や生まれ育った環境や文化を問わず
共通点があるっていうのは
どういうことだ?

夢を見ている間
本当は私たちはみんな
同じ世界にいて
同じものを見ているんだとしたら
それってどこなんだろう。

そして
同じ世界を見ても
人によって明るさや色彩が違うとしたら
それはどういう理由なんだろう。

ムスメの見ている光と
私が見ている光とは
なぜ強さが違うんだろう。

・・・とか、
想像を膨らませると
おもしろくなってきました。




デ・キリコの描く世界は
私にとっては「夢の世界」そのもので
毎夜訪れる、親しみのある世界に感じられます。
だから好きなのかもしれません。

あるはずのない場所に
あるはずのないものが描かれていたり
遠近感がずれていたりするため、
見る人を不安にさせる絵だとも
言われているけれど、
私はそんなに怖さを感じないし
むしろ
あぁ、自分はこれを知っている、
とすら思う。



デ・キリコは
人間をマネキンのように描くのですが
私には普段から
人間が割とこんな風なイメージで見えています。

もちろん実際にそう見えるわけではないけれど
目に映る人たちを抽象的に表現すれば、
こんな風になる。

それは、
私の人との関わり方に
原因があるのかもしれません。

何せ私は
四柱推命の命式に
人脈の星をもっていないので
人との心理的な距離が
普段からものすごく遠いのです。


じゃあ、デ・キリコはどうなんだろう。
彼もやっぱり人脈の星を持っていなくて
だからこんな風に人間を描くんだろうか、と
興味が湧いたので
命式を調べてみました。


ということで
次回はデ・キリコの鑑定をしつつ
彼の絵についてもう少し思いを馳せてみます。


つづく~。
 
 

 


学生の頃、好きだったのはこれ。物語性がありまくる。

 







 

☆鑑定申込はこちら。

 

 

 

 

 

☆ご感想、ご質問などお待ちしてます

友だち追加