1992年4月にNHKで放送された、山田太一さん脚本、高倉健さん主演テレビドラマ
『チロルの挽歌』前後編が一挙にBSPで12月26日(土)21時から放送されます。
翌27日(日)21時からこれも健さんの『刑事』
なんてったって舞台となったのは北海道芦別市なのですから、健さんゆかりの地。
カナディアンワールドという広大な施設が芦別市の山奥にかってありました。
バブルの頃は結構にぎわっていて私も子供を連れて数回行った写真もあります。
しかしその後は各地の施設と同じように崩壊していき建物と赤毛のアンの家だけが
残りました。
その後はメモリアル公園として芦別市で運営していたけど、昨年10月末で閉園して
壊すような感じが、出店していた方々がクラウドファンディングで資金を集め目標額に
達成しました。
しかし今年のコロナ禍でまたまたどん底へと落とされました。
『チロルの挽歌』とは関係のない話のようですが、男のロマンとは?を知って欲しい。
公園内の建物の中には撮影時の健さんをはじめとした出演者たちのサインが
まだ残っていました。
確かに『チロルの挽歌』はここで撮影されていたのです。
階段があって上に登れたのだけど管理上の問題からか閉鎖されていました。
大林宣彦監督 『野のなななのか』でもロケ地として使われていました。
昨年でしたが、カミさんと私以外に人影はありませんでした。
かっては小さな列車が公園内を一周していましたが、もう動くこともありません。
そう言えば、ずいぶん昔に子供と乗った記憶がありましたよ。
乗車賃500円くらいだったような・・・。
マンホールの蓋も当時のままに残っています。
ここの年間維持費150万円ほどかかるそうですが、クラウドファンディングで折角
集まったお金もコロナ禍で水の泡となりました。
なんともやり切れずに寂しいものです。