2010年4月20日、忘れられない日です。

この日付を聞いて、ピンときた方は、意識が高い方、全く、ピンと来ない畜産関係者は、失格ですね。

そう、宮崎県に口蹄疫が発生したとされる日です。

「発生したとされる」という表現は、推定されるという意味です。

実際のFMDV侵入経路は不明であり、発生の報告を怠った疑惑がある以上、推定しかできないわけですね。

その後は、ご存知のように、来る日も来る日も、殺処分、埋却、発生という言葉が、飛び交いました。

引きこもるしかなかった小生は、そのことを知らせたくて、このブログを始めたのでした。

もう、14年も前のことです。

 

その期間のことを動画として記録されたDVDがあります。

「畜産は宝だ」というタイトルで、とある映像社から、発売され、当時、小生は、購入したのでした。

そのことも含め、ブログの記事にしてあります。

 

それから、13年余りを経て、当該記事を読まれたある方から、連絡がありまして。

そのDVDを貸してもらえないかという申し出でした。

とある映像社と前述しましたが、この会社、今は、無くなってしまったようで、HPへもリンク切れで、DVDは入手困難とのことでした。

それで、小生にコンタクトがあった訳です。

使用目的は、高校の授業で使いたいとのこと。

小生は、将来ある学生さんの為ならと、即日、お送りしました。

今現在、授業で使われたかどうかについての情報はありませんが、その映像を見た後、生徒さんの感想を教えてもらえることになっておりますので、とても、期待をしております。

 

先ほど、将来ある学生と書きましたが、小生は、この学生さんたちこそ、宝だと思っています。

一見、学生に寄せた行動や言動をしているように見せて、実は、その目的は、真実に気付いた大人から冷たい視線を浴びせられることが多くなったため、己の存在を誇示したり、影響力を見せつけんがため、まだ真実を知らない学生に媚びを売るっていう大人が多くなった昨今、目に余るものがあります。

もう、学生さんの目に鱗を貼り付け、バイアスを掛けた考えを植え付けないで欲しいものです。

メディアは、広島県の某市長じゃないですが、その媚びを売っている大人の側の術中にまんまとはまって、学生さんの将来を台無しにすることに気づいていない。

そんなメディアは、要りませんよ。