【サイバーナイフ後2カ月経過】<脳腫瘍の経過観察のためMRI検査をしてきました> | 【ステージ4:治療6年目突入】腎臓がんと闘うスロッターkazuのブログ

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2017年 50歳で腎臓がん&肺転移を告知されました(追記:51歳で脳転移再発、55歳で骨髄転移・骨転移を再々発)
<「癌になることは不幸ではない!」製薬企業で長年医薬品開発を生業とした経験から、前向きに治療に取り組み、日々を幸せに過ごすことを伝えるブログです>

皆さんこんにちは!

kazuです。ニコニコ

 

2019年1月末に(肺転移に続き)腎臓がんの脳転移が発覚し、2月7日に放射線治療(サイバーナイフ)を実施してから約2カ月。

昨日(4月5日)経過観察のために、脳腫瘍の(造影剤)MRI検査のため、病院に行きました。

 

結果は来週4月11日の診察時に聞くことになるので、今日はMRI検査だけ。

そのため午前中は仕事、午後から半休で病院に行きました。

 

MRI検査検査は午後3時からの予約だったので、ちょっと時間に余裕があります。

なおMRI検査のため昼食は食べられないため時間を潰すのをどうしようか考えていましたが、今まで花見に行っていないことを思い出しました。

 

通院の途中に寄れる場所ということで、会社から歩いていける八重洲さくら通りに行きました。

 

桜並木のトンネルを歩いていくと、既に桜は満開の時期を少し過ぎて緑の葉っぱが見られる状態。

風が強かったこともあり、まさに桜吹雪状態でした。

 

 

桜並木を抜けて、病院へ。

病院ではMRI検査だけだったので特筆することは特に何もなかったのですが、備忘録として現状の症状を・・・

 

左半身の痺れというか、突っ張った様な感じは相変わらずです。

正直な話、体調は(仕事も出来るので)全般的には大きな問題は無いのですが、正直サイバーナイフ直後からの症状があまり変わっていない気がします。

 

たまたま、昨日・一昨日とインライタ休薬期間(6投2休)だったのですが、やはりこの時期に合わせて発作というか、急な痺れの様な症状が日に複数回発生するし、昨日・一昨日はそれに加えて久しぶりに片頭痛もありました。

 

実は、1月23日に左半身が痙攣・麻痺して救急搬送される前日・前々日に久しぶりに片頭痛が有ったんですよね・・・

(その後の発作との因果関係は分かりませんが)

 

ネガティブなことを考えると、実はサイバーナイフの効果があまりなくて腫瘍の状況が変化なし~増大していると考えられます。

またポジティブに考えれば、サイバーナイフの効果があって腫瘍は縮小しているけれど脳浮腫の影響が暫く続いてそう簡単に左半身の痺れや発作は治まらない状況と考えられます。

 

一応サイバーナイフの治療効果は高いと言われており、放射線治療の効果は有るのでは、と勝手に都合良く思っています(笑)

 

大多数の方は、この様な状況で

「サイバーナイフの効果が有るのか、無いのか」

と心配になったり、不安になったりすると思います。

 

しかし、私はマイノリティな部類で(笑)、もう既に私の脳の中では効果が有るのか無いのかは既に結論が出ていることなので、それで悩むのは時間の無駄と思っており、特に感情的に何か考えることはありません。

 

ちなみに、この様な考え方を他人に強要するつもりは全くないし、逆に「不安になることは悪いこと」みたいに考えて感情に無理やり蓋をする様なことは皆さんしないで下さいね(笑)

 

例えば、失恋したりした時に思いっきり泣いて感情を爆発させることは、それ自体がストレスの発散になるし、それで次の新しい恋に向かって歩き出すことが出来ると思います。

 

それを、感情に無理やり蓋をすることで失恋の思いをズルズルと引きずって、挙句の果てにはストーカーの様になって犯罪まで犯してしまう・・・といった例を身近に見たことがあるので(--〆)、皆さんのありのままの感情に蓋をせずに、素直に感情を出すことの方が結果としてストレスを溜めないことだと思うので・・・

 

一応、自分のモットーとしては、

「考えて結論が変わらない過去の行いは、後悔することは時間の無駄」

「行うべきことは、過去の行いを反省して、未来の行いで失敗しない様に過去の経験値を活かすこと」

と思っています。

とは言うものの、人間は感情の生き物、そう簡単に割り切れないのも事実です・・・

 

さて、今回私が考えなければならないのは

「サイバーナイフの効果があまりなくて、脳腫瘍の状況が変化なし~増大していたらどうしよう・・・」

と悩むのではなく、

「サイバーナイフの効果があまりなくて、脳腫瘍の状況が変化なし~増大していたら、次の手はどうするか?」

を考えることだと思っています。

 

でも実は良くない結果の場合、次の手はいろいろと制約があって限られているのですよね・・・

まず効果が見られなかった場合は、またサイバーナイフを行うか、或いは外科的手術を行うか、といった選択になるかと思います。

その場合、今の治験(肺転移した腫瘍に対するキイトルーダ&インライタの併用投与)は治験ルール上、必然的に中止となります。

その場合、治験終了後の肺の腫瘍の治療は(腎臓がん治療薬として承認されている)インライタのみの投与継続が第一選択となるとのでは?と思っています。

 

仮に治験中止となった場合、薬が効かなくなったための変薬ではなく、肺の腫瘍に絶大な効果が有る状態で変薬せざるを得ない状態であることが非常に痛いです。

 

個人的には今肺の腫瘍に効いているキイトルーダ&インライタを継続したいが、キイトルーダは腎臓がんに対してはまだ未承認薬のため、自費で年間1千万以上かかるキイトルーダの保険外適用投与を選択する可能性はゼロ(笑)

 

次に、腎臓がんで2ndラインで承認されている(キイトルーダと同じ抗PD-1抗体薬である)オプジーボを使う手もあるが、キイトルーダ&インライタの併用薬は既に承認申請済みなので、そう遠くないうち(恐らく1年以内)にファーストラインで承認される可能性が高い。

 

その場合、今の治験でもインライタだけを投与して、キイトルーダを休薬している期間というのがちょこちょこある。

もし今後インライタだけで治療を継続していたら、キイトルーダ&インライタが承認された場合、ファーストラインとしての治療扱いで認められる可能性は十分にあるのでは?と個人的には希望的観測として思うところ。

 

少なくとも1回オプジーボに変薬したら、流石にそれからキイトルーダ&インライタに戻るのは完全に2ndライン扱いなので、簡単にはいかないだろう・・・というのが私の見立て。

 

まあ、何れにしてもサイバーナイフが脳の腫瘍に効果が無かったり、出血などの副作用があったりしてすんなりといかない場合は、今まで書いた通り今後の展開はかなり面倒なことになるので、出来るだけ避けたいというのが正直なところ。

しかし、こればっかりは私が悩んだからといってどうしようもならないことなので、運を天に任すしかないです。

 

私は無神論者ですが、一応3月24日には、とげぬき地蔵尊で有名な巣鴨の髙岩寺に病気平癒のご祈祷(願掛け)をMRI検査の結果が出る来週末まで延長をお願いしに行ったし、そういう点ではやるべきことはやったので(^^ゞ、後は天命を待つのみ。

その結果は素直に受け入れるしか有りません。

 

あとは、4月11日の結果が判明する診察日まで、ケセラセラ(なるようになるさ)の精神で日々を過ごしていこうと思います。

 

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治療中の方は良い効果が得られますように!

経過観察中の方は、良好な状態がずっと続きますように!

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