昨日(2/22)、行きつけのパチンコ屋(H店)でちょっとしたトラブルに巻き込まれました。
今から20年以上前、パチンコ屋にアウトローがはびこっていた頃にはちょくちょくトラブルが有りました。
しかし、パチンコ屋が「アミューズメントパーク」と呼ばれる様になり女性客も増えた現在、昔の様なトラブルはめっきり減りました。
なので、トラブルに巻き込まれたのは本当に久しぶりです。
トラブルに巻き込まれた日はミラクルジャグラーでハマり台の跳ね返りを狙って打つも、REG3連チャンなどパッとしない状態。
1万近く負けてもう帰ろうかと思ったら、座っていた台の隣台で唯一の高設定と思われる台(ファンキージャグラー)が空台に!
すかさず台をキープして打ち始めるも、ここから予想外のハマり(前任者も含めて450Gオーバーのハマり・・・)。
貯メダルで打つも底を尽き、現金投資へ・・・。
財布の中身も寂しくなってきたので、下皿に1000円分のコインを入れて台をキープした状態でいったん離席。
軍資金を確保するため会員カードの貯メダルを換金して約5分後に再び戻って打とうとすると、あれ、自分が打っていた辺りの台には全て人が座っていて、俺が打っていた空台が見当たらない!
もう一度台のデータ表示機を確認し、自分が打っていた台を再確認する。
私が打っていた台では、知らないオッサンが打っている。
しかも自分がいない間に1回大当り(BIG)を引いている!
・・・(心の叫び)おいおい、ふざけるなよ・・・
こういうケースの場合、一昔前なら10中8、9はオッサンがコインをネコババして打っている。
(しかも、文句を言っても「自分が座った時にはコインが無かった」とスットボケる)
しかし、最近のパチンコ屋はゴト対策(パチンコ台をいじって違法に玉やコインを出す犯罪行為防止)のため、全てのパチンコ・パチスロ台をカバーする超高性能な防犯カメラが何十台と取り付けてある。
そのためネコババや盗みをすると一発でバレるため(それもビデオ録画付き(笑))、最近はこういった悪さをする輩は殆どいなくなったはずだが・・・
よってこういうトラブルは久しぶりだなと思いつつ、オッサンの肩を叩いて声をかける。
kazu「この台さっきまで俺が打っていて、下皿にコインが入っていたはずなんだけど?」
オッサン「いや、知らないよ。俺が打ち始めた時は下皿にコインが無かったよ」
Kazu「ついさっきまで打っていたんだけど、店員がコイン片付けたか知らない?」
オッサン「知らない。俺もマイジャグラーの台を打っていて、こっちに来てこの台(ファンキージャグラー)が空いているのを確認して打っているから」
ここまでのやり取りでは、オッサンはかなり平然とした受け答えで動揺した素振りもない。
通常パチンコ屋は客がトイレに行くことも考慮して離席しても15分位はそのままの状態にしておくはずだが、もしかして本当に店員が片付けた可能性があるかも知れない。
それかネコババしたのは別の客で、このオッサンが来た時は本当に下皿が空だったかも・・・、という考えがちょっと頭をよぎる。
Kazu「ちょっと、店員呼んで確認してもいい?」
オッサン「いいよ」
パチスロ台の上にある呼び出しボタンを押して、店員を待つことに・・・。
そこで店員を待つ間、オッサンが一言。
オッサン「何なら、この台譲ろうか?」
この一言を聞いた瞬間、私は全てを悟った!
『このオッサン、俺のコインをネコババしたと、うっかり白状したな』と。
理由は簡単、仮に逆の立場を考えて見れば明白そのもの。
もし私が店内唯一の高設定台の空台を見つけて打ち出したとしよう。
暫くして、知らない男から「この台、俺が打っていて下皿にコインが有ったはずだけど」と言われたらどう感じるか。
何言ってんだ、フザケルナ!この野郎!である(笑)
せっかく確保した優良台をイチャモンつけて横取りしようとする不良が来たとしか思わないはず。
そんな心理状態で、イチャモンつけてきた野郎にわざわざ打っている優良台を譲ろうとする行為など、絶対にありえない!
まあ、イチャモンつけてきた相手がヤクザの様な明らかにカタギで無い風貌ならビビって台を譲る人もいるかも知れないが、私の恰好は背広を着たただのサラリーマンのオジサン(笑)
なので、優良台を譲るなんて発言をすることは絶対に有り得ないのである。
オッサン途中までは知らないふりの演技が完璧だったが、店員を呼ぶと言ったらビビッて馬脚を現したな(笑)
但しここでオッサンを怒鳴りつけて騒いでも、残念ながら「知らなかった」とシラをきられたらそれで終わり。
仮にオッサンが台サンドに入れてある(残高のある)カードを意図的に抜き取ったら、それは立派な窃盗行為となる。(当然、ビデオでも撮影されているため)
しかし、今回の場合(私のコインを使わずにわざと)最初にオッサンの持ちコインで打ちだしていたら、その後大当たりした後で私のコインと混ざった分をパクッても「最初にコインが有ることに気が付かなかった」と言いはられたら盗んだという証拠が無い・・・。
でも、現実的には下皿のコインに気が付かないことなんて絶対に有り得ない話!
パチンコやらない人のためにたとえ話をすると、飲食店に行って注文した料理がテーブルに来た時にチョット電話がかかってきて離席。
戻ってきたら知らない人が座っていて、自分が頼んだ料理が食べられていてさらに追加で注文している!
文句を言ったら「私が来た時に料理は置いて有りませんでしたよ。気が付きませんでした」と言っている様なもの。
そんなことは、当然有り得ない話(笑)
まあこの手のトラブルは昔何度か経験しており、店員呼ぶのが手っ取り早い対応なので後は店員に対応を任せることに・・・。
さて、店員は直ぐにやって来た。
Kazu「俺がこの台で打っていて、トイレに行くためにコインを下皿に置いたまま席を離れて戻ってきたらこのオッサンが打ってたんですよ。オッサンに聞いたら下皿にコインが無かったから打ちだしたというので、もし店員が回収していたら返して欲しいんだけれど」
店員「分かりました。ビデオで確認しますので、暫くお待ちください」
注)オッサンがネコババしたことは分かりきっているが、敢えてその事は言わず店員を疑う発言を意図的にしています。
最初に私とオッサンが直で揉め出すと収拾付かなくなる可能性が高いので、間に店員を入れるためにまず私が店員を責める→次に店員がオッサンを責めるという図式を作るためです。
どうせオッサンがコイン盗んだところはビデオでバッチリ撮られていて、オッサンの悪事がバレルのは時間の問題なので・・・。
そして、待つこと1分・・・。店員がやって来た。
店員「ビデオを見て、お客様の説明した状況通りであることが確認できました。つきましては、こちらの方(オッサン)にも確認してもらい、対応しますので」
まあ、私にとって状況は分かりきったことですが(笑)
後は、オッサンがどう対応するか・・・
店員がオッサンに状況説明すると、相変わらずオッサンは「最初から下皿にコインは無かった」の一点張り。
最初は店員も下手に出て対応していたが、オッサンがとぼけ続けていると突然切れた口調で
店員
「トボケタこと言ってんじゃねえぞコラ!」
「目の前のここに防犯カメラが付いてんだよ!」
「テメエがやったことは全てお見通しなんだよ!」
「何なら出るとこに出てみるかコラ!」
という内容を、丁寧な言葉で高圧的にオッサンに言ってました(笑)
(自分も言われるまで気が付かなかったが)実際に店員が指差した防犯カメラの位置を見ると、台の直ぐそば、顔から30cm位の位置にひっそりと付いていた(笑)
いや~、流石に目の前のあの位置にカメラが付いていることを指摘されたら、オッサン言い逃れは出来ないよな(笑)
さて、その後の事後処理はというと、店員からの提案で下皿に置いてあったコイン(50枚)をオッサンから返してもらい、打っていた台も戻してもらうということで問題無ければ、それで対応したいとのこと。
本当なら既に1回大当たりしているコインも返してもらいたいところだが、それは私が打っていたら出るとは限らないと言われたらそれまでなのと、経験上パチンコ屋で欲をかいて揉めてもあまりロクなことは無いのを知っているので、ここは素直にその提案に乗っかることに。
(そもそも会社帰りの限られた時間で打っているので、こんな揉め事で時間を費やすより連チャンが期待できるこの高設定台を早く打つ方が得策であるため!)
オッサンも(当たり前だが)素直にこの提案に応じて、取りあえず下皿に置いてあった50枚分は返してもらった。
流石にバツが悪かったのか、コインを返すとオッサンはそそくさといなくなった(笑)
さて、やっと元の台を打ち始める。
この台は私が打つ前に全然ハマらずに当っていたため、ここでハマっても当った後に必ずジャグ連(100G内の連チャン)が来ると思っていた。
オッサンが当たったのが486G(BIG)。
そして現在大当たり後約60G回したところ。
当然次の当たりがすぐ来ると思って打ってみたが、このトラブルでミソが付いてしまった台のためか、今まで当り続けていたのが嘘の様に当たりがパッタリと来なくなった・・・。
結局その後200G回して、時間も財布のお金も無くなったところでタイムアップ。
トータルで1万以上マイナスという、結局この台では自力で大当りを引く事も出来ずにかなり納得のいかない気分の悪い状態で店を後にするのでした・・・(涙)。