MOVIX宇都宮にて 「ワールド・ウォーZ」 鑑賞。
マックス・ブルックスのベストセラー小説を実写化したパニック大作。
主演のブラッド・ピットが製作も兼任。
監督は『007/慰めの報酬』などのマーク・フォースター。
人間を凶暴化させる未知のウィルスが瞬く間に世界中へと広がり、各国の政府や軍隊が崩壊。
伝染病の調査や紛争国での調停役を務めた経験をもつ元国連捜査官は、ウィルスの謎を解明するため混乱する世界へ旅立った‥。
ネタバレあり。
カズの採点 75点(100点満点中)
『ワールド・ウォーZ』の「Z」はゾンビのZ。
第一次世界大戦が 「 World War I 」、
第二次世界大戦が 「 World War II 」、
そして今回のゾンビ大戦が 『 World War Z 』 です。
ゾンビ映画を映画館で観るのは30年ぶりかな??
ブラピが2億ドルの製作費をかけたゾンビ超大作ということで観に行きました。
Yahoo!レビューの評価がイマイチであまり期待していませんでしたが、
お金をかけただけあって、なかなか面白かったですよ。
ゾンビに噛まれると12秒後にはゾンビ化し、人々を襲い始める!
感染スピードがメチャ早く、ゾンビが津波のように押し寄せてくるっ
ゾンビのスペクタクルな映像は圧巻でした!
ゾンビの大群が全速力で走って飛び掛ってくるのはかなり恐怖です。
13金のジェイソンとかの殺人鬼より怖いですよ~。
しかし、グロいシーンは極力抑えてあり、ホラー嫌いな方でも大丈夫です。
ブラピは世界中を駆け回り、ゾンビ危機一髪を何度も乗り越えます。
スピーディな展開なので面白く観られました。
しかし、残念ながら、
ラストのWHOの施設に入ってから、普通の低予算ゾンビ映画のように失速します。
これは、一度撮影したものの、あまりにもグロすぎてお蔵入りとなり、
予算のない中ラストを変えて再撮影したのでこんな風になってしまったらしいのです。
ラストを書き換えた脚本家は『LOST』・『キャビン』の
ドリュー・ゴダードと聞いて、おっ !? っと思いましたが‥。
もし、ローランド・エメリッヒ監督が『ホワイトハウス・ダウン』を作らず、
『ワールド・ウォーZ』を監督していたら、どんなパニック大作になっていただろう‥。
ブラピ主演作としてこれまで最高だった『トロイ』を抜く快挙となったことから、
続編製作が決定したそうです。
トモの採点 75点(100点満点中)
冒頭からいきなりの迫力あるシーンで始まり、
これからの展開に期待できそうな気になります。
ゾンビが走る、走る!
おびただしい数の大群です。
しかも増殖のスピードが速い!
ゾンビよけの高い防護壁を這い上がってくる場面は、見ものです!
ただ、ラストがいとも簡単にあっけなく終わってしまいました。
これで終わりなの?というくらいに。
ラストに向けて盛り上がるのとは反対に、尻つぼみ感がありました。
でも、退屈するシーンもなく、面白かったです。(‐^▽^‐)