「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」鑑賞 | カズ&トモのリレーブログ

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MOVIX宇都宮にて 「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」 鑑賞。




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カナダ人作家のヤン・マーテルが2001年に発表し、ブッカー賞を受賞した世界的ベストセラー小説「パイの物語」を、「ブロークバック・マウンテン」でアカデミー監督賞受賞のアン・リー監督が映画化。

アカデミー賞主要11部門ノミネート。


乗っていた貨物船が遭難し、一匹のトラとともに救命ボートで漂流することになった少年パイのたどる運命を描く。



注意 ネタバレあり。




カズの採点 80点(100点満点中)



トラと漂流した少年の冒険を美しい映像で見せただけで

アカデミー賞11部門にノミネートされる訳がない‥。

ということで、理由が知りたくて観に行きました。(2D字幕版)


アバターを超える映像美・3Dが評判でしたが、2Dでも素晴らしい映像でした。

嵐のスペクタクル、動物のCGが見事、非常にリアル!

海、空、クジラ、トビウオ‥、ファンタスティックな自然描写。キラキラ


ミーアキャットの大群が生息する浮島は、人間のシルエットが浮かび上がって嘘っぽい。

これは本当の話じゃないと気付きました。


ラストで別のストーリーを話し出す。

そうだったのか‥!?

救命ボートに残ったトラ、シマウマ、オランウータン、ハイエナは別の意味が!?

トラは主人公自身を映し出した鏡のようなもの。

シマウマは‥、オランウータンは‥、ハイエナは‥、でした。


ベンガルトラの名前が「リチャード・パーカー」というのは、ちゃんと意味があって、

漂流した船員が仲間に食べられるという小説と実際に起こった事件。

詳しくは、映画の公式サイトに書いてあります。

http://www.foxmovies.jp/lifeofpi/synchronicity.html


これは単なる映像が美しいだけの映画ではありません。

宗教的、哲学的、いろいろ伏線があって奥が深いです。


ラストを知った上で、もう一度観たらもっと評価は上がると思います。




トモの採点 80点(100点満点中)



事前に見た予告編では、大半が海の上でトラと漂流の映像なのでとら

飽きるのではないか・・・と思いました。


ところが実際に観たら、

大自然の映像がとっても美しく描かれていて、グイグイ引き込まれる。


獰猛なトラと漂流せざるを得なくなった時、彼は試行錯誤して生きる知恵を得る。

トラがいたからこそ、彼は生きていられたんだ。

トラに立ち向かい共存しながら、長い長い漂流の後、島に流れ着く。

助かった!!ホッ


ところが・・・実際は・・・。

どちらの話が真実なのか・・・。

カズも触れていましたが、奥が深い話なんですね。