皆さんこんにちは。日本家族の絆サポート協会の吉田にしきです。
ご訪問ありがとうございます。
最近、18歳の息子とこんな会話をしました。
次の日バイトで着る制服を、夜遅ーくに出してきて
「これ、洗濯しておいて」と息子。そして自分の部屋に引っ込んでしまいました。
「もう寝ようと思ったのに・・・洗濯機で洗っておいてくれるだけでも、干すだけだから助かるのに!気遣いやで!」
と、母はLINEを送りました。
正直、もう寝てしまおうかと思っていると・・・
「ファイト・マミー!」 という返事が息子から帰ってきました。
なんでしょう? 意外な返事に思わず笑ってしまいました。私は、ぶつぶつと不満を言ったわけですが、息子は文句で返す訳ではなく、応援の言葉でした。イライラしていた気持ちが一瞬でおさまった感じです。
まんまとやられている母親です。
私達は、こちらが予測した返事が返ってこないとき、いい意味でも、悪い意味でもその相手の印象が残ります。コミュニケーションにおいて「相手の印象に残る」ことは必要ですよね。できれば、良い印象として残りたいですよね。
そして、それに役立つ心理スキルの1つに「リフレーミング」があります。
よく、リフレーミングというとなんでもポジティブに考えることのように、とられがちですが・・・
~こころの繭ほどき~より
NLP実践心理学には「ピンチ(問題・制限)は、絶好のチャンスである」という大前提があります。見方や意味づけを変えることで、ピンチを新たな学びの機会や成功へのチャンスに変えることができます。そんな柔軟で自在な視点や態度をもたらすアプローチの一つがリフレ―ミングなのです。
*例えば、”せっかち”でしたら、「物事がスピーディーに進みますね」
「時間が守れますね」などと、リフレーミングできます。悩みや短所に肯定的な意味を与えます。
いきなりですが・・・皆さんのリフレーミング力をみてみましょう!
では、リフレ―ミングの練習です。
職場の人や、友人があなたに「悩み」や「~できない」と話してきた時、どのようにリフレ―ミングして返答しますか?
① 飽きっぽくて、何をやっても長続きしないんです。
→
② 私は場の空気が読めなくて、失言が多いんです。
→
③ 最近スランプで、全然やる気が出ないんです。
→
④ いつも、期限ギリギリまで仕事をためこんでしまうんです。
→
どう答えるのか?イメージしていただけましたか?
それでは回答例です。
① の回答・・・・いろいろなことに次々とチャレンジできて、経験の幅が広がりますね。さっさと見切りをつけるのが上手なんですね。
② の回答・・・・その失言で笑いがとれたり、場の雰囲気が変わったりと、結果的にはプラスになることも多いんじゃないですか? 失言として、誰も口に出せないような本音をズバズバ言えますね。
③ の回答・・・・スランプ脱出後はきっと、大活躍ですね。 今は充電期間中なんですね。
④ の回答・・・・期限ギリギリまでアイデアを練っているのですね。 ラストスパートの達人ですね。
リフレ―ミングというのが、なんとなくでも理解していただけたでしょうか?
そしてここでお伝えしておかなければいけないことは、リフレ―ミングは、「何事もプラスに解釈すべき」というポジティブ思考とは別物であるということです。「プラスであろうと、マイナスであろうと、どんな意味も付けられる」ということです。ですから
「現実は変えられませんから、それより自分の力で変えられること、つまり、自分にとって得なものの見方、役立つ視点を探せばいいのです。」
そしてリフレ―ミングが意図するところは、メガネをかけかえるように、軽やかに別の視点を相手に提供することです。相手がピンチの時や、短所だと思っているところを、くるりと新しい視点で返してあげることにより、人間関係がより円滑に繋がっていくことでしょう。このように自然に返答できたら、相手の心にあなたの言葉が響くでしょう。皆さんも、心に残っている言葉や、○○さんが何気なく言ってくれた言葉に勇気づけられた。などの経験があるのではないでしょうか?特に落ち込んでいる時や、悩んでいるときではなかったですか?
けれども、大事なことは、“自然に・すぐに”リフレ―ミングで返答できることです。“自然に・すぐに”できるには、普段からのトレーニングが必要です。
このスキルは、飲み会や、コンパ、お付き合いなどにも、活かせますよ!
日本家族の絆サポート協会では、既婚の方も未婚の方もママさんもパパさんも、みんなで交流していけるような企画をこれからどんどん開催して行きたいと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いつも、子供の手のひらでコロコロされている気がする
吉田にしきでした。