Bon soir~
ポワトゥーは遠いみたいよ?
こうなったらボルドーも行くしかない?
夢が勝手に先走って、
能力が全くついていってないマコネです。
フランス語の先生とシャンソンを歌い、
カタコトの Bon jour をテンション高めに発音する土曜の昼下がり。
夢があるってだけで楽しいなぁ~とひしひし感じつつ、
今宵も愛しのブルカフェへ On y va ! (レッツゴ~)
さて、本日もお皿に盛られる前のチーズ写真から
●プーリニ・サン・ピエール フェルミエ 【シェーブル・山羊・仏】
別名 「エッフェル塔」☆ こりゃ登るしかない??
てなわけで、今宵の盛り合わせ紹介♪
【一皿目・全体像】
7時の位置から時計回りで、
●シャロレ 【シェーブル・山羊・仏】 (シュヴネ家より) を焼いたもの
●プーリニ・サン・ピエール 【シェーブル・山羊・仏】
●ブリヤ サヴァラン 【非熟成・牛・仏】
●ブルー・ドーベルニュ 【青カビ・牛・仏】
●エポワス 【ウォッシュ・牛・仏】
● トム デ ボージュ フェルミエ 【加熱圧搾・牛・仏】 (パカール社製)
★はい、もう絶叫するほど(しちゃったけど) ハンパなく美味しい
焼きシャロレ~~!!!
以前もいただいたことがありますが、このチーズは焼くと泣くほど美味しいです。
輪切りのシャロレを両面焼いてあるのですが、その表面はパリッとしていて
そのすぐ下はとろっとしつつ、内部は固くてしっかりした状態。
もう、うーとかあーとか感嘆の声が止まらない、濃厚で香ばしい味わいでした。
通常の状態でも、今回のシャロレはえぐみなどもなく
焼くことでより一層風味と香ばしさが増して言う事なしって感じでした。
シュヴネさんに、会いたいです・・・・ そしてそこで食べたい~
★さてさて、最初に全体像でご紹介させていただいた プーリニ サンピエール。
こちらを一口食べた最初の感想は、思った以上に優しくて甘い、ということ。
もっと塩味が濃くて濃厚な感じ?と見た目で勝手に想像していましたが、
口に入れると塩味もそれほどきつくなく、ミルクの甘みがふわっと広がります。
やぎ特有のえぐみもそれなりにありますが、それほど気にはならず
酸味もおだやかで、最後まで安心して口に運べるシェーブルでした。
★今宵も問題なく最高のお味です、ブリヤ サヴァラン。
この厚い皮も美味しいですし、その皮の真下のとろとろ部分は
本当に濃厚でなめらかで、旨味が口いっぱいに広がります。
右側のドライレーズンにからめつつ、更にドライフルーツのバゲットにのせれば
極上のカナッペに変身~! もうたまりません
★ブルー・ドーベルニュはロックフォールからヒントを得て生まれたそうです。
でもロックフォールは羊乳で、こちらは牛乳製です。
しっかりとした濃い塩味とピリッとした刺激。
しかしながらその濃さにも嫌味はなく、味をすきっと引き締めてくれ
ブルーらしい力強い味わいだと感じました。
★今日のエポワスも塩味がしっかりきいていて、 旨味もコクも十分!
トロトロウォッシュはやっぱりシンプルなバゲットにたっぷりつけて
ぱくーっといただくのが一番好きです。
★本日のトム デ ボージュは前々回食べた時よりも甘く感じられました。
噛めば噛むほど旨味成分とミルクの甘みが口いっぱいに広がります。
刺激や強さではなく、優しくおだやかな味わいを楽しむことができました。
【二皿目・全体像】
●キャステロ ラム 【フレッシュ・牛・デンマーク】
かわいい二皿目はデザート感覚でいただけるラム酒入りのクリームチーズ。
表面にはヘーゼルナッツのスライスがまぶしてあります。
味わいは、思ったより全然甘くなく、ラム酒がものすごくきいていて
まさに大人の味わい、お酒のお供という感じでしょうか。
それでもお酒が苦手な私でも楽しめる、豊かな風味とまろやかさ。
はちみつとかかけても美味しいかも?
芳醇なラムの香りが漂う絶品スイーツになりそうです。
はーーー、今日も卒倒するほど大満足の夜となりました。
美味しいチーズと、ブルカフェで過ごす楽しい時間。
何だか、うまく言えないですけど、
ホントに、シアワセだなぁ~と
帰り道を一人歩きながら
かみ締める夜となりました。