行き先の街の風情や車窓を思い浮かべながら御覧になっていただければ、嬉しい限りです!
それでは後半、発車オーライ!
☆府中行き「リードライナー」中国バス・広島交通
尾道行き「フラワーライナー」や福山行き「ローズライナー」と並ぶ広島県内高速バスです。
いずれも県内各社が共通のカラーリングで、しかも便利なフリークェントサービスを売りにしながら、鉄道に負けない便利さを提供しています。
乗客数も多いように見受けられました。
☆大田行き「石見銀山」石見交通
かつて広島と島根県大田市の間は国鉄バスが老舗の陰陽連絡バスとして結んでいましたが、近年廃止されました。
しかし石見銀山が世界遺産に指定されてから復活したのです。
今、石見銀山に行くには新幹線からこのバスに接続するのが便利です。僕も乗ってみたいものです。
☆豊島行き「とびしまライナー」さんようバス
僕が愛用する『高速バス時刻表』には載ってない、広島バスセンターに来て初めて知った高速バスでした。
このバス会社も初めて知りました。
呉の東にある蒲刈島と豊島が、橋で本土と結ばれた際に開業した高速バスのようです。
☆大阪行き「山陽道昼特急」西日本JRバス
大阪まで延々300㎞あまりを5時間かけて走りますが、安い運賃と、2階建てバスの乗り心地の良さで、人気路線になっています。
もちろん横3列独立シート!
夜行便もありますよ。
☆難波行き「サザンクロス」南海バス
「山陽道昼特急」が走る前から広島と大阪を結んでいた路線です。
昼夜1往復ずつで「山陽道昼特急」開業後は陰が薄くなってしまった印象があり、広島から大阪に行った際に、僕はこちらに乗車しました。
その時の写真をつけておきます。
☆東京行き「ニューブリーズ」広島電鉄
長距離路線が続いたので、当日撮影した写真ではありませんが(よく見れば背景は東京駅だったりします)、延々850kmを超える長距離を走る広島-東京線を御紹介します。
「♪白さと香りの……♪」
それはニュービーズだっての!←あああ、この行を読んで何人がこのブログを閉じたことか──。
真面目な話、デビュー当初は日本一の長距離バスでした(新宿-福岡線が開業するまで)。
広島から僕は乗車したことがありますが、日本一、というだけで乗ってるだけで胸がときめいていた記憶があります。
☆横浜行き「メイプルハーバー」
「ニューブリーズ」開業の直後、「あかいくつ」という愛称で横浜行きも開業しましたが、乗客数が振るわず運休しています。
その後「メイプルハーパー」と愛称を変え、運行バス会社も変わって再開し、現在に至っています。
僕は「メイプルハーパー」になってから広島から乗り通しましたが、指定された座席が10A。
最後部の窓際で、隣りも前も乗客がぎっしり乗っていて、1歩も座席から動けずに13時間を過ごした覚えがあります。
だからと言って苦痛だったわけでもなく、車窓を見たりぐっすり眠ったり、夜行バスの乗り心地を楽しんで一夜を過ごした記憶があります。
☆出雲行き「みこと」一畑バス・中国JRバス
平成になって開業した、比較的新しい陰陽連絡バス。
デビューの時のパンフは忘れられません。
『みこと、走る!』
というコピーで大國主命が走るイラストでしたから(笑)。
僕も乗ったことがありますが、山あいの鄙びた国道54号線の沿線風景に心が和みました。
その時の写真も付け加えておきます。
☆名古屋行き「セレナーデ」
この路線も古い人気路線です。
広島発着路線の中で最も早くから2階建てバスになったと思います。
乗ったことはないのですが……。
☆福岡行き「広福ライナー」九州JRバス
かつて「ミリオン」という愛称の広島-福岡高速バスがあり、僕も乗車したことがあります。
大変乗り心地がいいバスでしたが、所要4時間、新幹線の3倍以上かかるためか、乗客数が振るわずに廃止になりました。
その後、運行会社が変わって本数を増やし、夜行便まで設定して再開された時には、前途を危ぶんでいたのですが、見事に走り続けていますね。
☆鳥取行き「メリーバード」日本交通
前回御紹介した米子行きと同じ会社、塗装の鳥取便です。
僕はこちらに乗車したことがあり、懐かしかったです。
長時間乗車ですが、横3列席の快適な乗り心地と、車窓の美しさで全く飽きませんでした。
☆高知行き「土佐エクスプレス」高知県交通
こちらも四国に行く路線で、備讃瀬戸大橋から高知自動車道を経由するようです。
こちらも車窓が楽しげですよね。
四国4県全て、広島とバスで結ばれているんですね。
☆甲山・甲奴行き「ピースライナー」中国バス
尾道と庄原の間にある山間の街、甲山、甲奴へ向かう高速バスです。
☆高美が丘・西高屋行き 芸陽バス
広島東インターまで高速を使い、広島近郊の街を結びます。
豊栄まで足を伸ばす系統もあるようです。
☆益田行き「スーパーライン」広島電鉄
かつては一般道経由の「広益線」と呼ばれた老舗路線です。
あんまり運転本数が多くなく、僕が広島バスセンターにいる間には出会えませんでしたが、かつて広島から益田まで乗車したことがあり、その時の写真を紹介します。
三段峡近くをはじめ、山深い中国山地越えの車窓は平凡ながらも、とても心なごむ優しげな印象でした。
☆横浜行き「弥次喜多ライナー」中国バス
「広島高速バス大バザール」のトリを務めますのは、横浜と広島の間800kmあまりを、延々「日中」に結んだ超長距離昼行バスです。
所要12時間50分、運賃8500円……
皆さんだったら乗ります?
僕は乗り通しました!──
ええ、楽しかったですよ!?
思う存分、バス旅を満喫できました。
さすがにそんな酔狂な人は多くなかったようで車内はガラガラ、1年で廃止されましたけど……
さて、皆さん、いかがでしたか?
だいたいの広島発着路線は網羅したと思うのですが……。
それにしても何とバラエティに富んだ行き先や車両だと思いません?
写真撮ってるだけで、旅してるような至福な気持ちに浸れました。
皆さんも、機会がありましたら、ぜひ、利用してみて下さい。
きっと、新しい味わいの旅を体験することができると思いますよ!
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