「二人が一人、一人が二人」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

 小学六年生の女児A子ちゃんは、学校ではA子ちゃんで通しているのに、家に帰ると、自分のことをB子ちゃんと呼ぶことが、ずっと続いているらしい。震災ででも亡くなった知らない女の子が憑依しているのではないかと心配された母親から弘法護摩のご依頼があった。精神科医なら統合失調症という診断を下しかねない。しかし、護摩の霊示は明確だった。A子ちゃんは本来、B子ちゃんと一緒に双子として生まれてくるはずだったのだ。A子ちゃんの魂はそのことを知っており、自分のことをB子ちゃんと呼んできたのである。弘法大師は「二人ともエンジェルのように可愛い」と言われたのだが、たまたま学校から帰ってきた子Aちゃんがズームに現れると、確かに可憐な少女だった。校内でいちばん足が早く、勉強もできるらしい。我々の会話を聞いていた彼女は真相が明らかになり、涙を流して喜んだそうだ。いつかA子ちゃんとB子ちゃんが一人の人格として統合した時、大活躍する女性になる予感がした。護摩の後、何とも言えぬ爽快感に包まれた。ところで私には、空海・法然・一休の魂がお出入り自由状態なので、本物の多重人格障害みたいだ。(笑) 本日11時から、オンライン夏至祭特別護摩です。949回 直近の予定はHPのイベント欄を御覧ください。「弘法護摩」は随時受付中。町田宗鳳 | ありがとう禅 (arigatozen.com) 動画サイト:https://www.youtube.com/@machidasoho9820