「わかばちゃんの農園」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

 若い時に中絶してしまった胎児のことがどうしても気になり、水子供養をしてほしいという女性がズームで護摩に臨まれた。彼女の「根源的良心」が弘法護摩に導いたに違いない。すると驚いたことに、弘法大師が「ワシがその子に、「わかば」という名前を授けよう。その子が精霊となり、命をはぐくみ、命を循環させるだろう」と言われた。「わかば」とはまた美しい名前だが、奇しくもご依頼主は、これから農業で自立されようとしている。まさに「わかばちゃん」が精霊となって、大地の作物をはぐくんでくれるのだろう。もちろん、彼女の両目には涙が溢れていた。一般的に暗い印象のある水子供養が、こんなに明るく、希望の光をもたらしてくれるとは、A Happy Surprise だった。護摩936回 直近の予定はHPのイベント欄を御覧ください。「弘法護摩&オンライン」は随時受付中。町田宗鳳 | ありがとう禅 (arigatozen.com)