「腸内細菌が命の綱」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

 北陸の冬は厳しいが、海の幸に恵まれる特別な時期でもある。そんな幸せな日々が震災で一瞬にして奪われたわけだ。被災者にとって、トイレ不足が当面の最大の悩みだと聞いている。そんな状況で、便秘や下痢で苦しんでいる人も多いと思う。とりあえず避難所で雨露や寒さからも身を守れたとしても、口に出来るのは緊急食だろうから、よけいに腸内環境が劣悪になっていると想像する。一日も早くトイレ不足が解消され、生鮮食品や発酵食品が提供されるようになってほしい。お風呂や温泉に浸かって、体温を上げることも大切だ。避難所では感染症のリスクも高いはずだが、腸内細菌のバランスさえ整っていれば、免疫力も維持され、震災関連死もある程度防げるはずだ。もう少し状況が落ち着いてからのことかもしれないが、被災者の腸内環境を念頭に置いた支援が必要だと思われる。護摩859回 直近の予定はHPのイベント欄を御覧ください。弘法護摩&オンライン「護摩は随時受付中。町田宗鳳 | ありがとう禅 (arigatozen.com)