「混在の美」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

 巨樹に教えてもらったメッセージの一つに、「平等な心」がある。学歴・性別・家柄・貧富・信仰の形態で、人を差別するのはナンセンスだ。ところが、私にも差別心がある。私は学歴・性別・家柄・貧富・信仰で人を差別することはないが、人生体験の乏しい人、意志力の弱い人を蔑む傾向がある。私自身に六道輪廻の人生を必死に生き抜いてきたという自負心があるせいだが、その自負心も私が未熟なせいだ。

 巨樹のもう一つの教えは、「混在の美」だ。人間社会には、愚者・賢者、強者・弱者、正直者・偽善者、信仰のある者・信仰なき者などが混ざり合って成立している。それをぜんぶ認めないと、「混在の美」は分からない。世界の政治家の10%は、それに気づいているかもしれないが、あとの90%は気づいていない。プーチンも習近平も政治手腕においては天才かもしれないが、人間的には余りにも幼いように思える。そこに世界戦争再発の危険性がある。「混在の美」を理解することは、世界平和に繋がっている。

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オンライン『ありがとう禅』:9月19日(日)、24日(金)、詳細はHPをご覧下さい。

【お申込みフォーム】
9月分https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfJbKzws4dFZpLdrbN5TiaO09Uy5LcfkCQRw75I03QTKIEacA/viewform?usp=sf_link

年間お申込み
https://forms.gle/tmtmqDXDwZ2sKCTv6

 

 

月例護摩:9月26日(日)