「牛」に追いかけられる人生 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。



23日(土)は『現代人のための深読み「十牛図」』というテーマで、13回目の「そうほう塾」(東京日本橋)を開きます。ふつう「十牛図」では、「人」が「牛」を追いかける展開になっていますが、反対に「牛」が「人」を追いかけるという展開もあり得るのではないでしょうか。つまり、幸せや悟りというものも、こちらから追い求めるのではなく、向こうからやって来ることもあるのです。そして、そちらのほうが、デカい「牛」が来るような気がします。

そういう理想的な状況を作り出すには、どうすればいいのか、それを「そうほう塾」で考えてみたいと思います。ちなみに、私は雲水時代に京都の丹波地方で、朝もやに包まれて托鉢している時、畑にいた牛に追いかけられたことがあります。墨染めの衣に網代笠という出で立ちで、「ホー、ホー」と大きな声を出しながら歩いていたので、牛のほうが驚いたのだと思います。四十年前のあの出来事は、どうやら「牛」に追いかけられる私の人生の幕開けだったような気がします。

身体智を拓く教養講座「そうほう塾」

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心と体を軽くする「ありがとう断食セミナー」

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「ありがとう瞑想」実践の場である「風の集い」

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