検針員は辞めていません。
身体は元気です。
更新をさぼっただけです。
3月は卒業式のシーズンですね。
お着物のお母さんと胸にピンクの花を着けた息子さんとその弟さん。お地蔵さんの前でスマホで自撮りのご様子。
なかなか3人がおさまるアングルが決まらないみたい。
お撮りしましょうか? と声をおかけすると
わー嬉しい!お願いします!!
うちは何かあるとお地蔵さんの前で写真を撮るんです!
と意外とすんなりお願いされました。
たぶんお地蔵さんの前のアパートにお住まいかと。子供さんたちもきちっと挨拶が出来て爽やかなご家族でした。
このお地蔵さんのお隣のお家の方は私が検針員になった頃に漏水をお知らせした後、お礼にとハンカチとクオカードをくださいました。今でも使わずにしまっています。道の向かいのお宅も気さくなおばちゃんがお住まいです。犬は一匹だけど衣装持ちで、、と言って晴れの日は何着もの犬の服やグッズを干しているおばちゃんや いつも釣竿を磨いているおじちゃんや。
ここは街中とは言え大きな通り(我が街では)からひとつ入った昔からの細い道です。石で出来た細高いお社の上段に小さなお地蔵さんがいます。少し道に出っ張っているお社が検針で車を止めるのに少しお邪魔と思っていました。
でも お地蔵さんってその地域の安穏を祈るために祀られているんですもんね。だからご近所さんはみんな穏やかで親しみやすい人達なのかもしれません。
こういうことは信じたほうが楽しいよね。
信仰心のない私ですが次回からの検針時にはそこそこのお地蔵さんを気にしてみようかな。
「お地蔵さんから波及する地域の住民性」なーんて どおかしら