2014年9月3日、妻は右のお胸の違和感を訴え、順天堂大学医学部附属練馬病院さんの乳腺外科に通院しました。
この日は、紹介状も無しで、いきなり飛び込んだので、かなり混みあっていた事もあり、診察は無理でしたが、マンモグラフィー検査を入れてくれました。
そして、9月10日、小阪泰二郎医師と初対面、診察と針生検と超音波検査を行いました。
前回のマンモグラフィーの検査の結果も見ながら、『画像を見る限りではグレーです。。。』と仰いましたが、私達は絶望視しながらも、何故か、前を向いて歩き出せたんですよ。
9月17日、小阪医師から『癌が居ました』と言われました。聞いた瞬間、私も妻も血の気が引きましたが、質問等をしているうちに『いや、普通の乳がんですヨ。まず、心配ありません。今は乳がんは治ります』と、言われました。
この時ステージ2とわかりました。
9月30日、PET-CTの検査をしました。単に、癌が転移していないか調べるだけでなく、癌が転移していない事を証明する為に。
仮に転移していたら、ステージ2から一気にステージ4、つまり、末期になるので、神に縋る想いでした。
10月8日、MRIの検査をしました。
そして10月15日。
乳がんの検査結果がほぼわかりました。
転移はなくステージは2aで、HER2は陽性で分子標的薬ハーセプチン(トラスツズマブ)療法を行います。ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)陽性でホルモン療法を行います。
所謂、トリプルポジティブってやつですね。
11月12日。
抗がん剤治療がスタートしました
術前治療です。
妻の抗がん剤治療は、EC療法ではじまりました。
C=シクロホスファミド(エンドキサン)
E=エピルビシン(ファルモルビシン)
術前治療は大成功で、この最初の4クールで、がんは殆ど消えました。
その後は、ドセタキセル(タキソテール)+ハーセプチン。
そして、術後は、ハーセプチンのみ。
このハーセプチンは、分子標的薬で、脱毛もなく副作用も殆どないのです。
妻は、ホルモン陽性、HER2も陽性で、抗がん剤治療の他、手術、ホルモン療法、放射線治療、分子標的薬(ハーセプチン)治療と、フルコース行いました。
なんか、懐かしいなぁ。
私、外来は、毎回、付き添ったんですよ。
妻は、医学的な事は、ノータッチでした。
知らぬが仏。
乳がんが発覚した当初は、私はパニック障害を起こしました。
当初は、必死だったのに。
二人して危機感が薄れてきて、体重が増えているから、気をつけなければ
過 去 記 事
抗がん剤治療、はじめました
(2014/11/12(水) 午前 11:39)
抗がん剤治療
(2014/11/12(水) 午後 9:40)