NPO法人になるためには、内閣府もしくは各都道府県の認証が必要です
(当会の場合は京都府)。設立するには、いくつかの書類をととのえて申請、
認証後には法務局で法人登記をします。これに関しては専門家にお頼み
することも可能ですし(もちろん、その場合は費用が要ります)、自分たちで
することも可能です(ただ、とーーっても面倒です)。
当会の場合、代表理事である井上が法学部を出て司法浪人を数年して
いたこともあり、定款その他の作成についてはさほど苦にならなかった
ことや、何せ日々、不動産業を営んでおりますから、法務局には何かと
ご用があります。そういうこともあって、事務的にはわりとすんなりと
設立することができたと思います。
話しが後先になりますが、設立することに関しても、それ以前の市民
活動に深くご支援・ご理解いただいていた方々が役員をお引き受け
くださいましたし、府庁の係の方も、らりぃ等の活動実績もあってか、
非常に好意的でした。
このごろよく、「NPO法人にしたらいいということを言われるのだが、
ほんまのところ、どうなんやろ?」というお訊ねをいただきます。
「うーーん。どうなんでしょうねぇ。。。うちは、いろんな関係で法人に
しましたが、一概に法人にしたほうがいいよ!とは言えないかも」
とお返事することが多いです。
法人にするメリットは確かにあります。ご参考
細かいことでは、領収書の印紙がいらないとか・・・(笑)
でも、それに伴う義務もありますし、制限も。
それなりに書類作成のできる事務員さんも必要です。
何より、かなり収益をあげたところで、個人の収入になりません。
それだったら、個人でその事業をされた方がよいケースも
あるのではないか・・・と思います。
つづく♪