紙の匂い -34ページ目
相撲は神事であるが
大相撲は興行である
大相撲は国技であるというが
その根拠がわからない
いくつかの
National Pastimeの
ひとつでしかない
興行である以上
営利を目的としており
公益を目的とした
財団法人であることはおかしい
正々堂々と
株式会社にでもなり
利益を追求すればよい
不祥事が起き
株主に不利益を与え
市場の信頼を損なえば
倒産するのが当然
訳のわからない
特権意識と利権が
見え透いている
この構造は
Jリーグ、日本プロ野球機構など
他のプロ競技団体にもいえることだが
これらは
法人化された各チームの取りまとめ組織
という位置づけであり
興行主自体が
公益法人である大相撲は
やはり奇異である
お金と時間ができると
よく
アジアに行く
アジアの人々は
人間という種本来の
姿をみせてくれる
生きるということに
人間が
どのように対応するべきなのか
根本をみせてくれる
人間という種独自の方法で
我々は生きている
自分も人間であり
その記憶は
しっかりと刻まれている
日本は
成熟し
行き詰まり
管理され
だから
アジアに行くと
何かを思い出し
何かに突き動かされる
武士が興した
関東に
生まれ育った
自分にとって
貴族によって栄えた
奈良や京都は
いってみれば
異郷であり
鹿がしゃべろうが
なまずが暴れようが
卑弥呼が鎮めようが
まあ
そんなこともあるかも
と
ノンフィクションとして
受け入れられる
万城目学の
破たんのない
ホラ話に
ただ
身をゆだねて
楽しもう
平易な日常に
非日常は
その意味を
消失し
それは
ただ
そういうものとして
存在する
鴨川ホルモーより
さらに
ホラが
冴えわたっています
そうだ、奈良、行こう。
あっ
これは、京都か。。

