今日、またひとつ年をとりました


自分の人生の中で

今、どのあたりにいるのだろう


まだ登り坂をのぼっているのだろうか

それともすでに延々と続く下り坂を転がっているのだろうか


できることなら

終わる直前まで登り続けていたい

最期は断崖から飛び降りることになっても



でも

ひとりになって15年以上がすぎ


休日の夕方にスーパーのレジで

出来合いの総菜を買うために並んでいるお年寄りを見て

夜、寝られなくなるほどの恐怖を感じる

今日この頃でもあり



自分で下り坂に土を盛って

登り坂にするくらいの

努力が必要なのかもしれない



まあ、ぼちぼちしかできませんが。。




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国道128号線を左にときおり外房の海を見下ろし

切り通しの下り坂を右にカーブを切ると

それはありました


消えかかったいくつかの箱型の白線が残るアスファルトの広場は

かつての駐車場

海へ抜ける小高い山を貫くトンネルの入り口は

鉄の柵で遮られています



かつてそこには笑顔がありました


一斉に羽ばたいて

小山から降りてくる

ピンク色の鳥たち


池にすっくと立ち

音楽に合わせて優雅に舞う

フラミンゴたち



今の自分の年齢より若い両親に連れられていったそこは

まぎれもない思い出となり

いまでもあの鳥たちは心の中にいます



そこに存在したことを証明するのは

駅の名前だけになった今となっても




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前回の続きのような。。



自分は高校・大学の7年間をフェンシングとともに過ごしました


高校入学とともにフェンシング部に入部し

しばらくして、自分専用の用具をそろえることとなりました


その当時

都内にはフェンシング用具を取り扱う店が3件あり

それぞれの学校によって

代々、使う店が決まっていました


自分の学校はお茶の水にある店が御用達であり

ある日の練習後に先輩に連れられていきました


その店は京都に本店があり

年の頃、60歳くらいの

はんなりとした二人の女性が切り盛りしていました



はじめて作った自分の剣がうれしく

マスクをかぶったままで帰りたいほどの気分でした



その店には、その後、7年間

ことあるごとに訪れ

おばさま方とも親しくさせてもらいました



大学を卒業して

フェンシングからもしばらく離れていましたが

10年ほどして

当時の仲間からOB戦をやろうという連絡をもらいました


そこで

せっかくなので剣を新調しようと思い

ひさしぶりに店を訪れました


店はお茶の水から移転しておりましたが

しっかりと営業をしていました


店に一歩入ると

言葉で表せない匂いのようなものが

瞬く間に自分を学生時代に引き戻し

この10年間、一度も口に出したことがないような

フェンシングにかかわる用語やフレーズが

頭の中にあふれ出しました



そして


おばさま方は二人とも

かわらずに店を切り盛りしていました




はじめてお会いしてから

20年近くが過ぎようとしていますが

かわらずに。。







今回はいつにもまして本の内容と関係がありません

強いて言えば、京都つながり?




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