今日は梅雨の中休み

一足早い夏のような天気



でかけた帰り道

時刻はまさに逢魔時



風景のひとつひとつの輪郭がクリアになり

遠くも近くも均一化された



此岸彼岸の境目のような景色の中

過去現在未来も曖昧になる



車の窓を全開にし

日焼けした腕を撫でる風だけがリアル



なぜか涙が流れる


先日

近くで仕事があったので

少し足を伸ばし

小学校時代を過ごした街に

何十年ぶりかで立ち寄りました



自転車で走り回った街


息を弾ませて駆け上がった坂


夏の朝に甲虫を捕まえにいった雑木林


ホームランを打った広場



世界のすべてであった街



自分の記憶と現実の風景に

遠近感の狂いを感じました


まるでガリバーのような気分です



しかし

あの頃の空の広さは

たしかに本物でした




そして

通った小学校は

少子化のあおりを受けて廃校になり

大きなマンションが建っていました




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自分にとって

考えることと、行動することのあいだには

マリアナ海溝以上の大きな溝が存在する


その溝は

経済的、時間的な制約以上に

失敗への恐怖や諦念であり


そしてなによりも

現状維持という面倒くさがりが

その溝をさらに掘り進めている



しかし

現状維持ほど困難なものはない

ヘリコプターもホバリングするには

羽を必死に回している


もしかしたら

自分でも気づかないうちに

行動しているのかもしれない


だったら

羽の角度を少しだけ変えて

考えている方向に向かってみよう



溝を飛び越えることができるかもしれない

横風にあおられて方向がずれととしても

万が一、途中で落ちてしまったとしても


何かがみつかるかもしれない




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