前回、クリスマス前に湯島を訪れましたが、そのすぐ後に猫たちが次々と死んでいたとは思いもよりませんでした。

以前にも書いた茶トラのアカのこと。「坂上どうぶつ王国」でも紹介されていた島猫で、漁師のおじさんに子猫の頃から育てられた猫です。漁に出る時にはおじさんを慕って一緒に船に乗っていくこともある猫でした。今回、悪性の猫風邪が年末から2月初旬にかけて流行り100匹以上死んだ(行方不明含む)中の1匹。

 

普段は他の地域猫とともに猫ハウスで寝て、仲間とすごしていたのですが、行方不明になる直前にふらっと漁師のおじさん宅を訪れたそうです。外猫の場合、死ぬ間際に姿を消し人知れず誰も知らないところで最後を迎える習性があります。アカはおそらく自分の死期を悟って子猫の頃から可愛がってくれた恩人に、最後の別れを告げに来たのではないでしょうか。そう考えると切ないですね。アカの兄弟の同じ茶トラ・シマは幸い無事で元気そうでした。

 

今回、直接島の人たち数人に猫たちが死ぬ前の症状を聞きましたが、嘔吐や下痢がひどかったそうです。原因は詳しく解剖してみないとわからないようですが、ひどい胃腸炎を起こしていたようでその症状をもとに自分なりに調べた範囲では、急性胃腸炎を引き起こすノロウイルスの流行(または猫パルボウイルス感染症)ではないかという印象です、、断定はできませんが

島の食堂の女将さんは7匹の猫たちの面倒をみていましたが、そのうちの6匹が死んでしまったそうです。この女将さんも含め日々、猫たちのお世話をしていた人たちには突然な出来事、ショックで悲しい残念な想いだったと思います

自分が可愛がっていた子猫が死んで冷たくなっている中、何度も何度も撫でながら号泣している新聞記事のくだりを見て、その情景が浮かび、身につまされました。

ご冥福を!

 

 

 

 

 

※思うところあってこの猫ブログは当分休止します

メインブログの方は一応、継続中でたまに猫記事も載せています

 

 

めざまし土曜のコーナー「どようびのにゃんこ」で紹介された宮城県石巻市にある猫の島・田代島。田代島の人気の火付け役【たれ耳ジャック】が2005年話題になり、翌年2006年には劇場版「ニャンコザムービー」第1弾が上映されました。久しぶりにツタヤでレンタルして来て、第5弾までを少しずつ見直しました。

 

以前も猫の島特集で田代島も触れましたが、たれ耳ジャックは海グループに属していた猫で、海グループはさらに漁師たちの番屋にいる「番屋グループ」と漁師に雑魚をもらっている「浜グループ」に分かれています。ジャックは他の浜グループの猫たちとともに、漁を終えて寄港した漁船に魚を求めて集まって来ていましたが、2008年にはぷっつりと姿を見せなくなったそうです。熊本・湯島でも触れましたが自分の死期を悟り、誰も知らないところで死んだんだと思います。

 

 

 

2011年の宮城沖地震の震源地に近かった #田代島 も津波を受けて、港の施設やカキの養殖、海沿いの家屋などが甚大な被害を受けました。「ニャンコザムービー5」はその #東日本大震災の年に出たということで田代島と石巻市復興も取り上げているので興味のある人は見てみてください。この劇場版は10話ほどの猫エピソードが収録されているので、田代島&石巻復興のエピソードも尺が少し短いのが残念ですが、東北復興の特集番組はあっても田代島復興の特集はなかなかないと思うので貴重ではあります。

 

 

個人的にはメインブログの方を立ち上げたのが偶然にも東日本大震災と同じ2011年3月なので、初期を除いてあまり震災の記事は載せていませんがこの10年間、ずっと震災のことは意識してきました。ブログ外で震災関連のボランティアを続けてきたこともあり、田代島を含めて東北の多くの犠牲者といまだ復興に悪戦苦闘している人たちにあらためて思いをはせています。

 

 


 

 

昨年末以来、2カ月ぶりに湯島を訪れた。いつものように海沿いの道を歩いたが妙に猫の数が少ない。
雨の日は濡れるのを嫌った猫たちが一斉に隠れてしまい全然猫がいないということはあるが、天気が良い日でも同じ場所にずっとじっとしてるわけではなく、あっちこっち散歩してるので今日は少ないなーという時もある。
だが、船の乗務員や船着き場近くのあこう樹売店や地域協力隊の人に聞いたところ、悪性の猫風邪が年末から2月にかけて流行り、次々と猫たちに伝染っていき、100匹以上が死んだそうだ。
最盛期211匹いた愛媛青島の猫が100匹弱に減り、宮城田代島が120、30匹ということで熊本湯島は総数200匹以上、全国の猫島で一番猫が多い島となっていたが今回で半数以上がいなくなってしまった。

青島でも猫が増えすぎてオス猫が子猫をおもちゃとしてもてあそんだり、最悪噛み殺したりのケースがあったがここ湯島でも同様のケースがあったらしい。5,6年前にも猫が増えすぎてあふれかえった直後、猫風邪が流行り全体の3割が死んだそうだ。今回は5割が激減した
以前にも書いたが金魚鉢に金魚を入れすぎるとストレスからなのか金魚同士がかみつき合ったり、共喰いを始めるという話がある。今回は猫風邪が主ではあるが、増えすぎて飽和状態になると自然淘汰されるのだろうか

地域猫としてまとめて面倒を見ていた人たちにとっては悲しい出来事だ。.この島で最もお気に入りだった茶シロのダイズが死んだことを聞かされた時はショックで、もうこの島に行くのはやめようかと思った。日々、島猫たちのお世話をしている人たちにとってはそれ以上の想いであろう。


ボス猫のサバ白ロースやオッドアイの白猫モロとその母猫キティは無事だったが、去年キティが産んだハクも死んでしまった。
3年前に初めてこの島を訪れた時から絡んでいた茶シロのオス猫ダイズが昨春死に、Eグループの茶トラも去年虹の橋を渡ってしまった。特に思い入れがある3匹のうち、2匹がいなくなってしまった。残ったのはモロの弟のサクラ。母猫キティと息子のモロ、弟のハクはオッドアイだが、オッドアイが遺伝しなかった普通目のサクラ。仲良しのダイズが死んでしまい、他のオス猫に縄張りを追い出されて、今は個人的にはあまりなじみがないBグループ(漁協側)にいる。

 

海沿いの猫分布図

 

虹の橋を渡ったEグループの茶トラ。3回に1回は肩乗りしてきていた

 

 

左がキティ、右端がモロ

 

 


仲良しのダイズと白猫サクラ

 

 

猫の中に猫模様があるひょこひょこ、ひょこも無事だったが初めて会った時はスリスリというより強烈グリグリ&当方の周りをグルグル回っていたが、なんとなく衰えが感じられ、気がかりではある

 


入れ替わり立ち替わり観光客が訪れるので、なかなか猫の方も人間の顔は覚えられないと思うがサクラとは3年前から何度も絡んでいるので、当方を覚えていてくれて顔を見るなりニャーニャー、、

猫語は分からないが「おおっ!来たのか」「久しぶりだな、また来たんだな」、、

などと言ってるのかもしれない。

あんまり鳴かない猫なんだけれど、ニャーニャーのあとすぐにヒザに乗ってくるし。黒シャツが毛だらけになってしまったが、サクラは猫風邪にかからず無事で幸いだった
ちなみに猫が人間を覚えるのはその人の匂いが一番。次に声、そして顔の順。だから人差し指を猫の鼻先に持っていき、匂いを覚えてもらうのが一番。

あと白猫モロも思えば最初に島に行った時から知っていたが、名前を知らずプクプクと太った白猫がいるなー、仮名プクプクと勝手に呼んでいたが「坂上どうぶつ王国」で紹介されたのを見て、やっとあれがモロだと知った。
今回はそのモロと母猫キティを見かけなかったのが残念だった。
わずか3年でだいぶ顔ぶれが変わってしまった。子猫が産まれ、老猫が死んでだんだんとメンバーが変わっていくのは頭では分かっているけれど、知っている猫がだんだんといなくなってしまうのはさびしい限りだ。

最後に死んでいった100匹の猫たちにお悔やみ申し上げる。

 

 

最後に見た時のダイズ

 

 

※今回は一枚も写メを撮っていないので過去画像の流用です

 

 


 

まだ暖冬といわれる昨年12月まで青島では10匹が亡くなり、さらに寒さが続く2月までどれくらい減ってしまうのか、、猫のお母さんも辛いと思うがTNR(去勢不妊手術)した時から覚悟してると思う。そうでなければとても日々の猫たちのお世話は続けられないと思う。今後、船の欠航が多くなり、青島で活動を続ける愛護団体も思うように動けず忸怩たる思いだろう

 

 

 

 

温暖なイメージの愛媛だが青島の冬は風速10~15メートルの猛烈な季節風が吹き荒れる日も多い。船の欠航も増える その中で猫たちが20匹30匹固まってじっと寒さに耐えている映像をみたことがある。『猫の楽園』、、ムカつく言葉。くちどけのいいアイスクリームのようなマスコミのキャッチフレーズだと思う。現実は猫たちにも過酷な環境だ。

去年、最初で最後のつもりで青島を訪れた。顔の毛が全部抜け落ちた猫が1匹いた。顔の表面が溶けて裂けていた。最初はハンセン病か猫エイズと思ったが、猫のハンセン病など聞いたことがないし、エイズだったら他の猫にも伝染する。調べてみたら扁平上皮癌の症状にそっくりだった。ほんとは写メ撮ってここに載せてこういう症状だとできればよかったが、とてもとても、、気の毒すぎて写メは撮らなかった。

 

 

 

来年秋にはTNRから丸4年。現在100匹を割り込んでいる猫たちの頭数はさらに50匹前後に減る。

そんなに猫が少ないなら行くのやめようという観光客が大半だと思う

かえって5人の島民にとっては静かに暮らせるのではないかな

最終的に愛護団体が島猫を里親募集で連れ出す時に、猫島がなくなるとマスコミが押しかけそうな気もする、、

 

 

 

 

なお、現在の青島はコロナ渦で下地図のミドリの範囲しか観光客は入れない

コロナ感染を防ぐために居住区は立ち入り禁止

船の欠航が多いので1便は出ても、2便は欠航

1便欠航、2便は出るなどのパターンもあり、渡航可能だがハイリスク

(病院もない島に島民5人。もし感染して島外入院になった場合、一気に無人島になる危険もあり、コロナ感染防止のため、愛護団体が渡航自粛を呼び掛けている)

 

 

 

 

猫のお母さんのインタビュー記事

 

 

 

 

 

 

 

 

感動猫動画さんのユーチューブ動画です。この人は北は宮城県田代島から南は熊本県湯島まで主要な猫島をすべて踏破して動画を残している強者です。

この動画は猫島ではなく福岡県某所らしいですが、次々と猫たちがひざに乗ってきています。冬は外猫たちも寒いので、何十回も猫島に行った経験上、人懐っこい猫だったら膝の温かさを好んで乗ってくることが多いです。ただし成猫だったら膝に3匹が限界ですね。ここではもう1匹が乗ることができず片足だけ乗っけています。

 

当方の場合、3匹すでに膝に乗っていてあとから来たもう1匹が3匹の間に割り込もうとしたら、シャーと威嚇されて、仕方なく肩によじ登ってきて膝に3匹、肩に1匹の計4匹が乗ってきたということがありましたが、さすがに4匹はめったにありません。猫を飼うことができない環境の猫好きの人にとってはこういう場所は、猫カフェを超えてヘヴンなんじゃないですか(笑)