言われれば一人暮らしになったときに誰かに後始末を頼めるだろうか。
「1人暮らしシニアの心得 「おひとりさま」の死後 三国浩晃
私は1998年から葬儀や 仏事に関する電話相談を始めたのですが、10年ほどたった 頃から奇妙な相談が増えてき ました。「身寄りのない人が亡くなったのだが、どうしたらいいか」という内容なのですが、相談者の多くは亡くなった方のおいやめいなのです。 明らかに「身寄り」ではあるのですが、「ここ十数年、 会ったことがない。最後に電話で話したのもいつだったか覚えていない」という他人同然の関わりで、「葬式も火葬の立ち会いもしたくないし、お骨も要らない」の一点張りです。こうした「おひとりさま」の死後の相談を毎日のように受ける中、私は「これは人ごとではないぞ」と思うようになりました。というのは、私 自身がおひとりさまだからで す。「何とかしなくては」と 焦って、大学生のおいに毎年 お年玉を渡していますが、とても安心などできません。 おひとりさまの私はどうし たら安心して生きることがで きるのか、死んだ後のことを どのように準備しておけばよいのかを真剣に考えるように なりました。(以下略) (NPO法人「人生まるごと支援」理事長)」
(2018年4月5日西日本新聞)
子どもがいれば知らん顔されるのは少ないと思うが、子どもがいなければ・・・。そうした人たちを支援するNPOの方の話が連載されています。
