「在来野菜の味種でつなごう 61歳
数年前から、家庭菜園で野菜作りを始めました。不思議なことに店で売っている野菜の種子が、ほとんど外国産と気付きました。昔から地産地消といって、地元で生産されたものを地元で消費するのが一 番、健康にいいという。が、いつも食べている野菜は海外の種子で生産されているのかとあぜんとしました。昔、母は野菜全部を食べないで、一部を自家種子用に取っていました。形もふぞろいで、癖のある昔ながら
vの在来種の味でした。 野菜は元々、ほとんどが 外来種なんですね。例えば、キャベツやレタスはヨーロッパが原産地。ニンジンやダイコン、タマネギはシルクロトードからと・・・。 形がそろった野菜の安定供給を求める時代の流れの中で、各地に古くから伝わる在来作物が姿を消している。残念なことです。伝統、の味を守るため、自家採種.を復活してはどうでしょう。」(2017年2月22日西日本新聞)
カジノ法が成立しました。国民から吸い上げることに少しの恥じらいもない与党など・・・。
いろいろと弁解はしていますが・・・。犠牲は国民に押し付けられるのでは・・・。
「(患者を生きる:3261)依存症 買い物:3 「うそや借金…」私も同じ
2017年3月15日朝日新聞
横浜市のパート女性(27)は、市内にあるリハビリ施設「デイケアセンターぬじゅみ」に通っている。この施設は、ギャンブルや買い物をやめられない女性の回復を支援している。
この女性は20代の初めから一人暮らしをし、クレジットカードを持つようになって、「欲しい」と思った洋服や化粧品などを買うのを我慢できなくなった。
支払いに追われ、昼間の仕事に加えて夜はキャバクラなどで働いた。月に40万~50万円稼いでも、25歳になるころには借金が250万円を超えた。異変に気づいた母に神奈川県の多重債務の相談窓口に連れて行かれ、「ぬじゅみ」を知った。
この施設は、ギャンブル依存症を経験した田上啓子(たがみけいこ)施設長(67)らが2007年4月に設立した。「ぬじゅみ」は沖縄の方言で「希望」という意味。12年から障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)に基づき、横浜市から補助金を受けている。
毎日午前と午後に1時間半ずつ、グループミーティングがある。当事者同士で体験や思いを語り合ったり、自分の過去の言動を振り返ったりするほか、達成感を養うための料理やパッチワーク、ヨガなどのプログラムもある。
女性が初めて訪ねたのは15年2月。付き添った母が田上さんに事情を説明するのを、ひとごとのように聞いていた。
「あなたは買い物を続けたいの? やめたいの?」
田上さんに尋ねられた。本心では「どちらでもいい」と思っていたが、母を気遣って「やめたいです」と答えた。
週1回通うことになった。
初めて参加したグループミーティングには、10人弱がいた。女性以外は、ほとんどの人がギャンブル依存症だった。
「車にわざと自分から当たり、お金をもらった」「お金がなく、子どものお弁当がご飯と梅干しだけになった」……。そんな体験談を「私はこの人たちとは違う」とさめた気持ちで聞いていた。
ただ、「うそをついたり、他人にお金を借りたりしてまでギャンブルをしたくなる」というのは共感した。自身も同じことをして買い物を続けてきたからだ。(南宏美)」