和食と俳諧の系譜に生きたい | ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

昭和23年生まれ。
太極拳を稽古したり、韓氏意拳を学んだりしています。
ヒモトレを知り、マンサンダルまで来て、
面白いことを探す毎日の忘備録

ネコはワガママに見える。

ネコは好奇心で動いてる。

そこが私と似てるところ。

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土井善晴の本、

利他と料理には、

和食について、

それも家庭料理についてのことが書かれています。

器について、

磁器と陶器について、を読んでいて、

最近土鍋で料理したくなる自分が、

もしかしたら、

民藝を超えて、

縄文土器から続く料理に繋がりたいのかもしれないと思いました。

季節については、

和食はまず季節の食材から始まるのが納得でした。

この四季の豊な日本に生まれて、

季節を自分に合わせるのではなく、

季節を活かして、

そこに寄り添って、

美味しさを受け取ってきたのだと思いました。

トマトやきゅうりは、

季節外れでも出来ないことはありませんが、

近くのタケノコはその季節に手に入り、

その季節を味わって、

季節を惜しみながら、

次の年を待つのです。

待つからこその嬉しさです。

 

このページでは、

盛り付けもハレの日と日常では違うと書かれてました。

 

毎日ご飯を3合炊いてましたが、

どうも足りないみたいなので、

今朝は4合炊いてみました。

(夕飯でほぼ消えました)

圧力鍋や時短鍋もありますが、

土鍋で炊きたいという自分の気持ちに従ってます。

時間がかかると言っても、

そうは違いません。

時々は電気炊飯器も使いますが、

心に余裕がある日は土鍋炊飯です。

 

何故か夫が雨を理由に薪運びをしないので、

自分で木っ端を割り、

 

薪を運び上げ、

一日中薪ストーブのお世話になってます。

(猫は寒いの嫌いと決まってる)

未だこれくらいの重いものは運べる。
ものを運ぶのは、
一番軽く持つことろを探します。
腕だけで持たない。
足も背中もお腹も手伝ってもらう。
毎朝の布団たたみと薪運びは身体点検です。

 

実は昨日、

精米器を買いました。

量販店ではなく、

思いがけない場所での巡り合いで、

決めました。

尊敬するお猿さんのお勧めで、

これは縁だと思いました。

ついでに型遅れらしく、

(つまりは性能は良いということ)

思ったより安かったのです。

時短の鍋は今のところ未だ要らないけれど、

使っていた精米器が不調になったのです。

この折に出会うのが縁でしょう。

 

この古い精米器は10年以上使いました。

今は少量なら精米できるので、

この夏のタカキビの精米に使おうと思います。

 

土井善晴の本を読んだから?

最近毎食の前に予定が無くて、

材料を見ての思いつきで作ってます。

くるり大根が出てきたので、

ソテーして、

 

カブの残りを一夜漬けにしたのが食べ頃になり、

 

ご飯に麹南蛮を乗せて、

白菜の味噌汁と朝ごはんんしました。

 

今日は1日折口真紀子の蕪村につき合って、

グータラ雨の日を過ごしました。

不思議ばなしと俳諧、

どっちも好物です。

俳諧も季節と深く関係してます。

そういう系譜に生きている自分を感じます。

 

雨の中、畑を見たのですが、

ヨモギ摘みは来週が良さそうです。

 

昨日、濾した濁酒にタネを入れたので、

夕方試飲しました。

甘くないドブロクはプクプクあぶくが浮いたりします。

生きてる。

 

 

雪花菜の期限だったので、

乾燥タモギダケで煮ました。

じっくり煮たおかずは又土鍋でそのまま出しました。

 

急遽思いついたのは、

またしても焼き油揚げに大根おろしです。

実は大根おろしからの発案でした。

 

金時ニンジンの味噌粕ずけは、

お世辞抜きで旨い。

金時ニンジンがこれに合うのだと思います。

 

味噌汁はキャベツとナメコでした。

味噌は手前味噌

うちのご飯と味噌汁。
これより旨いものあるかしら?
幸せの青い鳥みたいに、
一番おいしいもは家にありました。
特に時短をしないけど、
そんなに手間暇かけてもない。
それで毎回おいしいと思えるのは、
私だけでなく、
ご先祖様たちも味わってきたことだと思います。
米と味噌は大事だと思います。

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同じような毎日、

でも、変わらないものは無い。

又明日も何かを見るから書きます。