気枕丹田を感じながらの作業 | ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

昭和23年生まれ。
太極拳を稽古したり、韓氏意拳を学んだりしています。
ヒモトレを知り、マンサンダルまで来て、
面白いことを探す毎日の忘備録

 

ネコはワガママに見える。

ネコは好奇心で動いてる。

そこが私と似てるところ。
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八王子、橋本経由で、

多摩センターへ、

駅前からバスに乗って、

小野路へ行ってきました。

 

ミュウさんのFBを見て、

竹籠の次も、

竹を組んで、

灯籠を作ると思い込んで、

すぐさまイベントに申し込んでしまいました。

 

途中で、

小野路竹倶楽部からのメールが来ても、

思い込んでいるから、

全くイメージしていたものと違うことに、

現地に行くまで気づいてませんでした。

 

例えば、

パターンを選ぶ時は、

これを竹細工に貼るのかと思ってました。

私はこのパターンを選びました。

image

 

なんとこれは、

最後に剥がすものでした。

竹の筒に透明テープで貼り付けて、

台に乗せて、

動かないようにしてから始めました。

 

これらの道具の説明を受けてから、

 
この丸にドリルを当てて、
穴を開けました。
(脇目も振らずドリルを使っているミュウさん)

 

大きな丸からかかりましたが、

初めは身体が硬くなってました。

(ドリルを使うのは初めて)

ドリルを当てる前にふっと丹田を感じてから、

体重を掛けました。

(ドリルは身体を預けるように使います)

やっているうち、
要領がわかってきて、
(絵に引っ張られて失敗もしましたが)
模様のないところにも、
穴を開けてしまいました。
小さい穴は楽に開きます。
もう少し前に気付いたら、
穴が繋がってしまうことは無かったでしょう。
 
ともかく、
身体の在り様を崩さないこと、
身体の真ん中で仕事すること、
ゆっくり作業すること、
全体を見ながら部分を決めること、
(これは途中から)
などを考えました。
ドリルは身体を預ける様にしないと、
手だけでは穴が開かないので、
身体全部を預ける様にしました。
無我夢中の1時間半。
やって良かった。
息子が欲しいと言ったら、
やろうと思います。
作ることに全部集中したので、
気が済んでしまいました。
 

穴が空いたら、

髪を剥がして、

竹カンナを掛けて磨きました。

これをすると、

竹の模様が浮き上がってきます。

 

出来上がった私の灯籠に、

電球を入れてみました。

わけも分からず参加したにしては、

まずまずの出来です。

 

しかし、ミュウさんの作品と比べると、

やはり稚拙です。

でも気に入っているので、

問題ありません。

 

皆さんの作品を並べて記念撮影。

何を作るか承知で、

作品の案を持参された方が多くて、

力作揃いでした。

 
私は結果より、
その時間の必死さや身体の使い方に満足してしまいました。
(負け惜しみかな?)
 
雨の一日、
小野路の「よりどころ」でのイベントでした。
竹林が雨でしっとりです。
ミュウさんは竹林を裸足歩きされてからの、
作業でした。

 

彼岸桜の花は濃いピンクでした。

 

貴重な体験ができました。

思いつきで参加して、

全く見当違いの予想をしてましたが、

やって良かった。

行って良かった。

人生後どれだけ経験を増やせるかな?

急がねば。

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ケハレの日の料理メモ