ネコはワガママに見える。
ネコは好奇心で動いてる。
そこが私と似てるところ。
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この題名、
良いなぁと思って借りてきました。
おまけに初っ端が吉行淳之介。
若い時、吉行淳之介をよく読んでました。
電車の中で立ち読みで、
「酔っ払い読本」(吉行淳之介著)を読んでいたら、
目の前の席に座っていたサラリーマンに、
「なんで酔っ払い読本?」と言われて、
ウ、と詰まってしまったことを思い出しました。
次は鶴田浩二でした。
読み始めて、
そうだ、このことだったと思いました。
大人の達人って、
若造りではなく、
ヨボヨボでもなく、
見事な大人ぶりで、
赤ん坊の可愛さから、
年を経て、
大人や老人の贅沢な魅力があるということ。
自分の今をどう受け止めるか、
その覚悟をしないと。
息子の話を聞いて、
苦労していることに心揺れたのですが、
息子も私も、
今の場所で自分の魂を磨いていくんだな。
いろんな条件の中で。
息子も精一杯だけど、
若さや体力がある。
私にはどっちも減っている。
条件はいろいろ。
一人ずつの人生なんだなぁ。
あれ?
昨日見たカボチャの実が落ちてる。
ダメになってしまうのかな。
少し先に行ったら、
又新しい実を発見。
息子はこんなところかも。
私はまだ実りの季節には至ってはない。
小さくても美味しい実になりたいものです。
残り時間も長くない。
できること、
したいことを、
見失わず生きたい。