ちゃんとケンカする、それが生きてること | ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

昭和23年生まれ。
太極拳を稽古したり、韓氏意拳を学んだりしています。
ヒモトレを知り、マンサンダルまで来て、
面白いことを探す毎日の忘備録

ネコはワガママに見える。

ネコは好奇心で動いてる。

そこが私と似てるところ。

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多摩市の講座に参加しました。

でも、二日目だけの参加でした。

 

ゲスト講師が、

尹雄大、甲野陽紀と聞いて、

本で読んだだけの人が二人も!

と思って、実物を見たいと申し込みしました。

タレントや歌手を追っかける高校生と同じですね。

そうしたら、

午後の部の最初に登壇の言語学者の伊藤雄馬さんの話もとても興味深かったのです。

いつも何気なく使っている掛け声にこんな身体への影響があるとは!

えっさ、えっさ、の言葉が具体的にどんな力を生むのか?

御神輿を担ぐ人や綱引きの時の声って大事なんだと思いました。

尹さんの話しはざーっと通り過ぎてしまう場面を、

スローモーションで見ている感じでした。

陽紀さんは写真より明るくて明快でした。

 

今日特に残った言葉、

「怒りの源は運動不足」

「気が向けば感覚が生まれてくる」

感情をモチベーションにするのではなく、

気が向くと傾向が生まれ、形になってゆくというのが、深く沁みました。

そして、何より光岡先生の

「ちゃんとケンカしなきゃダメだ」という言葉でした。

しっぽ巻いて逃げてもいずれ死ぬ。

最悪でも死ぬだけ。

その死生観を肚に収めて生きたいと思いました。

ケンカって物理的な格闘ってことじゃない。

日々生きてる時に自分の立ち位置を覚悟することだと思いました。

 

忖度のできない私、せめて覚悟をして生きたいと思います。

 

長生きしたって、たかが知れてる。

せめて覚悟できる胆力が欲しい。

 

1日面白いことに沢山会いました。

行って良かった。

 

口の前に四角い布を置きたくない。

そう思って、ケンカ覚悟で乗ったのですが、

帰りの八高線はガラガラでした。

で、ケンカはしませんでした。

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ケハレの日の料理メモ