塩抜けは危ない | ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

ネコに学ぶ・・うちにはいないけど

昭和23年生まれ。
太極拳を稽古したり、韓氏意拳を学んだりしています。
ヒモトレを知り、マンサンダルまで来て、
面白いことを探す毎日の忘備録

ネコはワガママに見える。

ネコは好奇心で動いてる。

そこが私と似てるところ。

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飯能図書館で児童書かな?
見かけて借りてみました。
塩の道の話かな?と思ったからです。

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まぁ時代小説なのかもしれません。

 

その中にこんな台詞が出てきます。

 

「わっしの村は病人が増えてるだな。

塩が高くて買えねえずら。

味噌もつくれず、

塩抜けじゃねえかのう。

飢饉に死ぬのは塩が抜けたものからと聞くが、

怖いことよの」

「不作にあえば、

だれでも悪いもんを食うでな。

塩がねえでは病も治らねえだら。

おれの村も塩抜けが増えて危ねえでのう」

 

人の身体が100年やそこらで変わらなければ、

私は、今の時代にも塩抜けは危ないと思う。

 

東北の人が塩辛い漬物を食べていたのは毒消しだったのです。

 

次に読んだ時代小説の舞台は京都でした。

山崎の水が美味しくて、

千利休が汲んでゆく時、

笹の葉をよく洗って入れていったと書かれてました。

 

笹の葉は各種のビタミン類やカルシュウムを含み、

防腐の効用を備えていた。

と書かれていました。

 

これは経験則に依る知恵でしょうね。

 

おまけに、利休は運んできた山崎の名水を、

備前の水甕に蓄えさせたとありました。

 

私の愛用の茶碗は備前焼です。

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形も色も気に入ってます。

 

この小説によると、

備前焼の器に水を入れると、

有機物が沈んで、漉されたように良質になり、

どうしてか、水垢も生じない、

というのを読んで、

ニヤニヤしています。

 

昔の人は賢かった。

よく観察をしていたと思う。

 

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今日も料理をしました。

ご覧になりたい方は、

つぶつぶ雑穀料理教室ほみやのブログ

に写真があります。