吸入器と眼科の薬にともなうぼやき | なぜぼくらはおいていかれたの 

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おばあちゃん(継母)は何でも自分で決めた通りにする。
それは良いことなんだけど、内科から出た吸入器も眼科でいただく薬も勝手にいらないと決めるので困っている。

きちんと受け入れているのは、内科の血圧を下げる薬と整形外科の注射フォルテオだけである。
おばあちゃんの意識では、血圧があがると心臓の動脈瘤が破裂する可能性があって危険であることと、私と同居して介護をされることになった”骨折”に対しては『先生の指示通りにしよう』が働いているようだ。

ところが他のことに関しては、なぜが先生の指示を勝手に過小評価して、「いらない」と言うのである。

私としては心配なので、その都度本人をともなって病院に行くわけだが、これが結構しんどい。病院は混むしィ。

それでつい心の中でぼやく。
『私だって私の健康を心配してもらってもいい年齢なのにィ、家族にこれまでただの一度も気にかけてもらったことはない。20年間介護してきた夫に至っては私を鉄人と称していたし、おばあちゃんに至っては何でもラクラク助けてくれるスーパーマンかなんかのように思ってる』。

そこでひとこと言っておきたい。

「私はただの弱く貧しくおバカな年寄りだゾ~!」