えーと、ちょっと気まぐれで「長部経典 第15経 大縁方便経」の解説をしたいと思います(^^)
特徴としてですが、これに限らず総じて仏典の無茶苦茶小難しい点があります。
それが何に由来するかと言えば、わたしたちの認知を超えた世界の事があれこれ描かれており、その
名称と特徴におけるブッダの説法です。
実感の無いこと言われても一々覚えてられるかーい!
それはちょうど子供たちが好むウルトラマンシリーズでですね、円谷プロが無数に登場するモンスターに関し、制作者が勝手に決めつけた特徴。
- 名称
- 容姿
- 存在する背景
- 有する能力
- etc
こんなこと解説されても馬耳東風と言うか、関知しないから実感がわたしたちに伴いません。
わたしは世界中の自動車メーカーが、日々うみだす自動車もそうだし、家電もそうだし、何がどう違うのか訳が分かんないね^^;
名称 エレキング
全長:0.3 ~ 85m(身長:最大53m)、体重:50g ~ 2万5千t
地に黒の斑模様の体色が特徴で、本来の動物なら眼がある場所に回転する三日月形の角があり、常にくるくる回っている。これは周囲の状況を探るレーダーや、指令を受信するアンテナ、電波妨害を行うジャミング装置としての役割を持つ。
長い尻尾を持つのが一般的な怪獣の中でも一際長い尻尾を持ち、敵に巻きつけて50万ボルトの電流を流す「エレクトリックテール」を必殺技とする。
敵に組み付いて全身から電撃を浴びせる「エレキングコレダー」と、口から発射する三日月状の「放電光線」が武器。『ウルトラマンFER』ではこの放電光線を並列に繋いで敵を切り裂く「エレキングカッター」、アーケードゲームではエレキングコレダーを纏った尻尾を敵に叩きつけるバージョンの「エレクトリックテール」が必殺技となっている。ウルフェス2013ではエレキングカッターの派生技ともいうべき「三日月レインボーカッター」を習得してウルトラマンゼロを苦しめた
ピット星人が操る宇宙怪獣で、木曾谷のあづま湖に潜伏していた
「知るかそんなこと」と、言いたい。
ポルシェ 718ケイマン
ポルシェのケイマンは、オープンカー仕様のボクスターの派生モデルとして誕生しました。エンジンはミッドシップへの搭載となっていて、基本構造の仕様や部品はボクスターとおおむね共通しています。
718ケイマンは低重心であるという特徴に加えて、パワフルなエンジンによる高い走行性能と、環境性能や燃費性能を両立しました。リアとフロントを合わせて容量の大きいラゲッジスペースがあり、遠出にも対応できます。
718ケイマンは2Lの水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、出力は220kWで最大トルクは380N・mに達します。最高速度は275km/hとなり、100km/hまでの加速はMT仕様で5.1秒、PDK(AT)仕様ではわずか4.9秒です。ターボで迅速に安定した高速走行へ移行できるため、高速道路やレースでの走りに定評があります。
フロントのトランク容量は150L、リアのラゲッジスペースは184L、リアシートを折り畳めば275Lにもなる積載量も魅力です。
718ケイマンは、7インチマルチタッチディスプレイやカーナビ機能を備えた、「ポルシェ・コミュニケーションマネージメントシステム(PCM)」を搭載しています。3連式のメーターパネルや、ステアリングホイールに備わるダイアル式の走行モードセレクターなど、ドライバーの快適性に対する配慮はポルシェならではの魅力です。
さらに、センターコンソール上でサスペンションやリアウイングを調整でき、エキゾーストノートの変更もできます。
・・・・延々と続く
ちんぷんかんぷんですわ。
多分、自分が買って、となりの人が違うケイマンを買うと、「ふふふ、わたしの方がグレードが上だ」と考えたいから理解しようと努力するでしょう。
他人が勝手に想定したものを「理解しろ!」と言われているようで、さっぱり分かりません^^;
日本史や世界史なんかもね。
アビダルマなんかもそうだけど、色々「解脱の諸相」とか「神々の諸相」「瞑想ステージ」なんかが次から次へと出てくるんですよ。
溜まったものではありません。
知ったかぶりの専門家たち
それをお経の字面だけで経験も無いくせに「分かったフリ」で、解脱や四禅定や十二縁起や八正道、中道や四聖諦を各宗派のお坊さんや自称「仏教講師」が書き散らしています。
またそれを信じて、中途半端な仏教理解を書き散らす愚かな人が大勢いるのが現状ですね。
それを信じる人もカルマだけどね。
中村元先生への批判が噴出
中村元先生が他界されて久しいので「中村元という学者は、元々インド哲学畑の学者で、仏教の専門家ではない。だから日本の仏教理解には、中村元の功罪が多々ある」と言う人が最近出てます。
「ブッダという男」にもそう書いてありました。
佐々木閑先生もそうじゃないかな?
しかし、わたしの考えでは中村元先生は修行のご経験も無いのに、極めて正確に世尊の説法を理解されています。
大体わたしは仏教は正当なバラモン思想の流れに立脚したセクトだと見ています。
おそらくヨーガの佐保田鶴治先生も同じ考えでしょう。
しかし、仏教学者の多くは「バラモン思想を否定したところからが仏教のスタートである」と考えているのね。これはスマナサーラ師など、テーラワーダはほぼそうでしょう。
究竟涅槃は常なんですよ。
「すべての形成作用が止んだ」世界なのね。
だからそこでは常住普遍のアートマンが成立するのね。
しかし、この無常世界ではこの常住普遍が成立しないだろう?と、だから無常世界にはアートマンはないぞと説法しているのに、みんな「とにかくアートマンは無い」と、全体の文脈を無視して結論だけを云々しているの。
カルマはないだとぅ?
あのね、ここ誤解する人が必ずいると思うので初めに強調しておきたいんだけど、
「前世のカルマだから」と言って、ビクビク生きるとか、否定的になる人がいるけど、そんなもの関係無いです^^;
カルマのせいにしたってどうしようも無いよ。
未来を光に満ちたものにしたいと望むなら、
周囲の人々や社会の利益のために、自分の何が役に立つか?と
智慧をしぼり、泥にまみれようが「わたしはただでは転ばない」と。
絶望の中にいてもそう思える事が大事です。
堂々と正しく生きよ
単に何につけても否定的な傾向にモノを考えるから、都合よく「前世のカルマ」を言い訳にしているだけで、ものの考え方にそもそも暗い人生の原因があります。
過去を気にしてどうしますか?
明日の種を蒔きなさいと。
今日の失敗は明日の成功の種
こちらは全くわたしも同意です。
覚えてもいない過去のこと、考えたって仕方が無い。
無明
えーとね、今日は
「安心してください。カルマなどと言うものはありません。自由に生きていいのよ」
とか、言ってる人がいますので「全く無責任にも程がある、どうしようもない無明だなあ」
と、呆れたので書きます。
無明の反対は?
無明の反対概念は「3つの明智を有する」ということなんだね。
- 宿命智・・・過去の身口意の蓄積が原因となって現在を知る力
- 死生智・・・現在の身口意の総体が原因となって転生を知る力
- 漏尽智・・・無明の破壊
これらはつまりところ・・・厳然たるカルマの存在を知るということに他なりません。
分かるよね?
そしてどうしたらそれ(カルマに縛られる無明)を破壊することが出来るのか?
というのがホトケの教えです。
大縁方便経
わたしはこのように聞きました。
ある時、世尊はクル国のカンマーサ・ダンマの市場街に留まっておられました。
時にアーナンダ尊者は世尊の元に赴いたのでした。
世尊の元を訪れたアーナンダ尊者は、世尊にご挨拶をしてから、その一隅に坐してこのように世尊に申し上げたのです。
「尊師よ、驚くべきことです。
尊師よ、不思議です。
縁起の法則がこんなにも奥が深いとは!
また、これほど奥深い内容を有するものだとは!
しかし、わたしにはそれは単純であり、それほど難しいとは考えられません」
「アーナンダよ、そう言うな。アーナンダよ、縁起の法則をそのように軽々しく言ってはならない。
この依りて起こる(因果関係)ことは、君が考えている以上に奥が深く、また深淵な様相をもつものなのだ。
この法則を理解せず、洞察が無いがゆえに、世の人々は、あたかも織り糸が乱れて絡み合うさまを呈し、紐がもつれ合う様となり、い草や雑草が絡み合う様となって、苦しみの生存、悪趣の世界、破滅世界、輪廻から逃れられないのである」
つづく・・・