用事のある名古屋でなく、そこからちょっと離れた四日市で宿泊するのには理由がありました。
それは、飲み会。
今までいろいろお世話になっているこっち方面にお住いのミリ友の皆さんと、初めて集まって飲むのです。
割といい雰囲気なのにお高くはないお店に連れていってもらい、4人で乾杯。
いいなあこういうお店、うちの近所にもあれば通うのになあ。
飲み放題にはもちろんビールもあるのですが、それがいろんな種類が選べ、あまりそこらには置いてないキリンのハートランドも選べるのです。
ここでは自衛隊装備ばなしで盛り上がりましたが、やはり人気のお店のようで、予約や飛び込みも含め大勢のお客さん+我々で満員となりました。
しかし全くケシカランことに、我々4人男子組の他は、皆さん綺麗な女子を連れたカップルばかり!
いいんだもん!
趣味の話のほうが楽しいもん!
おいちい!満腹!
相当に楽しんだ後、何故か他の知らないお客さんたちから
「もっとゆっくり飲んでいけばいいよ!」
という温かいお言葉をいただきつつ、さすがにそれはと新しいお店を探したのですが、どこも閉店までの時間が短く、ぐるぐるさまよった挙句にまた元のこのお店に戻って
「4人、空いてます?」
ということになりました(笑)
ここでは自作パーツの見せあいっこをしたり・・・
何故か鉄線鋏カバーのレプリカに論じ合う4人・・・
しかし楽しさのあまり時刻の確認を怠り、気づいたら零時を回っていて、慌てて解散しました。
もし24時間営業のお店だったら全員翌日死んでた・・・
翌朝はどうにか寝坊せずにJR駅まで歩き、鈍行で名古屋に向かいます。
しかし途中で急に気持ち悪くなり、桑名駅で下車してトイレにこもったり。
車内にもトイレはありましたが、なんとなく落ち着けないので・・・
ちなみに昨夜ご一緒した3人のうち、1人はビジホで就寝中にむくっと起きて吐いてたそうで、もう1人は色々あってオールだったとかで、ワシが最も健全だったのかもしれません・・・
さて。
四日市から向かったのは、名古屋国際会議場の白鳥ホールで開催された、「中部エアンフトガソマーケット」です。
昨年も来ましたね…。
景色になんとなく既視感があったのですが、数年前のスピンオフVショーの会場だった茶源ホールも、ここから徒歩圏内でした。
すてんがん工廠さん。
この時は超レアでヤフオクに出てたら相当に高騰するであろう自衛隊モノがあって、すぐに売れていました。
くっそう、灯台下暗しすぎてノーマークだった・・・
店番のお手伝いに来てくださったKさんが展示してくれた、2挺の9mm機関けん銃。
負い紐はワシ製レプです。
同じくKさんのグリースガン。
負い紐はやはりワシ製レプ。
これらKさんの展示が最大の目的です。
あとは「うぃず」さん加工のリアル化GBB89とか。
ここでも「これ無可動実銃?」「これ売ってるの?」と来場者の方の目を引いてました。
オープン前はけっこうな行列ができていて、オープン直後はけっこう混みました。
たまたま、帰ったらネット通販で買おうと思っていたホロサイトレプリカがお向かいのブースで格安販売してたので、つい購入。
とはいえさすがに東京とは異なり、またうちとすてんがん工廠さん以外に自衛隊装備ブースがないせいで、お客は13時にはパッタリとなり、誇張でなく16時まで誰もウチでは買い物しませんでした(16時におひとり。ありがとうございました)。
しかしこのイベントは実に美人さんが多い。
でもウチのブースにまで来てくれた美人さんは1人しかいなかった・・・
17時過ぎには撤収し、地下鉄で金山まで行って名鉄に乗り換えるのですが、その金山の都会さたるや・・・。
ようやく二日酔いが収まった胃袋はもう我慢できず、ラーメンを。
名古屋らしいものでなくて残念ですが、まあいいのです。
ちなみに隣でラーメンをすすっていた女子は実に素敵な声で、ああこの声で毎朝起こされたいなあと思ったりしました。しないけど。
それから名古屋駅でやはりまた道に迷い、苦労して新幹線ホームに。
しかし新幹線が入線して発車する間際、必ず
「列車から離れてください!」
「〇号車付近の方!列車が発車できません!乗車しないなら離れてください!」
とキレ気味のアナウンスがされていました。
外国人旅行者も多く、またイヤホンしてる人も多いので、これからどんどんこういうことが増えていくんだろうなあ。
往路は2泊かかった名古屋行も、復路はわずか2時間。
いやあ。
飲みすぎて疲れたけど、楽しい名古屋旅行でした、マル!
(あとがきに代えて)
新幹線網の発達で鉄道の速達性がUPし、近県へ行くにはとても便利になりました。
しかしそれと反比例して夜行列車はほとんど壊滅し、また周遊券もほとんど消滅してしまったため、遠方への鉄道旅行はしにくくなったと言えます。
夜行列車は目的地付近で朝から活動できましたが、いくら速いと言っても飛行機だとそうはいかず、夜行バスで苦しい思いをするか、あるいは前泊するしかありません(関東から北海道、あるいは九州のような遠方であれば飛行機が有効ですが)。
それに新幹線が開業すると平行する在来線の優等列車は消え、それどころかJR路線すら消えてしまう流れになっています。
新幹線は快適ですが、絶景を望むようなことはまずできず、途中駅でのその地域の空気感を味わうこともできません。
時代の流れとは言うものの、寂しいものがありますね。
利便性か旅情か、どちらも大事ですけど・・・
ちなみに本来は家族旅行で城崎(きのさき)温泉(号泣議員が何度も通ったとされるところ)や三朝(みささ)温泉という、名前だけ知っているところに行きたかったのですが金銭・日程的に無理があり、断念して単独行にしました。
鉄路は独り旅が似合います。
(おしまい)